【県庁３０１会議室】

〔写真〕奥窪宏章代表取締役社長

　株式会社ジェイ・エム・エス、島根県、出雲市の三者で工場等の立地に関する覚書を締結しました。

　同社は、昭和40年に広島で設立され、医療機器に求められる「安全性」と「使いやすさ」の両方を兼ね備えた製品の開発と製造で順調に業績を拡大してこられました。

出雲工場は、輸血セットなどの製造拠点として、昭和53年に操業され、同社の国内最大の生産拠点となっており、地域の経済や社会にとって無くてはならない事業所として発展を遂げてこられました。

今回の計画は、出雲工場で製造している経腸栄養製品に関して、国際規格の導入に対応するため、新たな製造設備を設置されるものです。また、他工場で生産している製品の一部を出雲工場に移管するため、生産に必要な設備の導入を図られるものです。

株式会社ジェイ・エム・エスの奥窪社長は「出雲工場を強固にして、引き続き地域に貢献していきます」と抱負を述べられました。

知事は「地元出雲市とともに、できる限りの支援を行います」と述べました。