【県庁３０１会議室】

〔写真〕協定締結の様子

〔写真〕協定締結した金融機関関係団体の皆さん

　特殊詐欺被害防止のため、県と県警は、県内の金融機関関係団体との「犯罪のない安全で安心なまちづくりの推進に関する協定」を締結し水際対策を実施することを確認しました。

　県警によると、県内の特殊詐欺被害件数は平成２７年８月末現在で４４件、被害総額２億２千万円と件数、額ともに過去最高のペースを推移しています。

　協定締結後は、各金融機関は高齢者を中心とする高額現金出金引取時の声掛けや、チェックシートの活用などで防止対策を実施、県と県警は犯行の手口などの情報提供を行っていきます。

　県銀行協会の石丸文男会長は「窓口での声掛けや応接での対応など防止に向けた取組をさらに徹底させたい」と抱負を述べられました。

　米村県警本部長は「情報を共有しながら水際阻止に向け取り組んでいきたい」と話され、知事は「お力添えに深く感謝申し上げます。連携をとりながら安全で安心なまちづくりに全力あげて取り組んでいく」と決意を述べました。