【県庁３０１会議室】

〔写真〕立地に関する覚書締結の様子

〔写真〕中央：瀬濤康寛代表取締役

　三刀屋金属株式会社は、このたび業務の拡大を図るため生産設備の増産を決定されました。この計画に関して、県から立地計画認定書の交付と、同社、県、雲南市の三者で工場等の立地に関する覚書を締結します。

　同社は、昭和52年から操業を開始し、自動車部品の製造などにより業績を拡大してこられました。今回の計画では薄くて強度のある超高張力鋼板を扱うことができるプレスラインを新設されます。操業後3年間で8名の雇用増が計画されています。

　知事は「地域経済の発展や定住促進に大きな期待をしています」と述べ、同社の瀬濤康寛（せとうやすひろ）代表取締役は「地域の方々などのご協力で、操業以来厳しい時代も乗り越えてこられました。新しい施設で受注や生産量増などで期待に応えたいです」と抱負を述べられました。

【県庁知事室】

〔写真〕知事に構え方を教える安喰選手

〔写真〕安喰愛選手（左）と、井上美代選手（右から２人目）

　今年６月にカナダで開催された「第６回世界なぎなた選手権」で優勝された２選手が、知事を訪問されました。

　安喰愛（あじきあい）選手は演技の部で優勝、個人の部で２位、井上美代（いのうえみよ）選手は団体の部で優勝、演技の部で２位の成績で、２人とも世界選手権での優勝は初めてとのことです。

　持参された試合用のなぎなたを手にした知事は、安喰選手に構え方などを教わりながら、「なぎなたにはどのような技があるのですか」「外国の方のように背の高い相手はリーチがあるから、大変じゃないですか」などと尋ね、初めて触れたなぎなたに興味が尽きない様子でした。２つ目の質問に対する安喰選手の答えは「背の高い人はその分スネの長さがあるので当てやすい」とのことです。

　「これからは後輩の指導に力を入れたい」と語る２人に、知事は「ぜひ頑張っていただきたい」と期待を述べました。

【県庁知事室】

〔写真〕懇談会の様子

〔写真〕若手農業者の皆さん

　若手農業者の経営力養成などを目的とした「しまねアグリビジネス実践スクール若手農業者経営力養成コース」の受講者の皆さんと意見交換を行いました。

水稲や野菜、果樹、養豚などを営む受講生のみなさんは、それぞれの経営の概要や今後の抱負などを話されました。

また日頃感じている課題として、耕作放棄地の増加や、農業従事者の高齢化による担い手不足などが話題となりました。

　知事は「U・Iターンで農業をしたい人に、農地・住まい・指導者の情報をセットにして全県的に提示できるようにしていく必要がありますね。市町村と連携して進めていきましょう」と述べました。

【県庁知事室】

〔写真〕会議の様子

〔写真〕意見を述べる知事

　県内各界の意見等を聴く会（第２回）を開催しました。

　島根県では政府の「長期ビジョン」や「総合戦略」などを踏まえながら、まち・ひと・しごと創生島根県総合戦略（平成２７-３１年度）を、１０月末を目途に作成することとしています。

この度の会合では、島根県総合戦略の骨子をお示しし、産業界や大学など県内各界の団体等の方々と意見交換を行いました。

　出席者からは、「具体的な戦略を早く示してほしい」「総合戦略の目的を、簡潔に言い表したスローガンを設定してほしい」「若い人たちからの意見も聞いてほしい」などの意見が出たほか、各界における関連した取り組みなどについての話がありました。

　こうしたご意見などを参考にして、８月末には総合戦略素案をまとめ１０月上旬には最終案を示す予定です。