【県庁３０１会議室】

〔写真〕立地計画認定書を交付する様子

〔写真〕中央：川井正治代表取締役

　基板製品、産業用センサーの製造を行う東洋アイテック株式会社は、業務の拡大に伴い、松江市内の島根工場に生産設備の増設を決定されました。

　同社は、昭和59年に松江市宍道町に電子機械機器の製造工場として操業を開始され、その後一旦工場を閉鎖されましたが、このたび、増大に対応するため島根工場として操業を再開されることになりました。

今回の計画は、長期受注が見込める自動車関連や大手産業装置メーカーからの増産要請に対応するため、既存工場内に生産設備の導入を行い、事業の拡大を図るもので、操業後３年間で４０名の雇用増を計画されています。

　知事は「地域の活性化と定住化の促進に期待しています」と述べました。

　同社の川井正治代表取締役は「早く軌道に乗せ、地域の方に貢献できるよう雇用機会の拡大に努めていきたい」と意気込みを語られました。

【県庁３０１会議室】

〔写真〕立地計画認定書交付の様子

〔写真〕中央：澤本浩代表取締役

　エイコー電子工業株式会社、島根県、出雲市の三者で事業所等の立地に関する覚書を締結しました。

　同社はフィルムコンデンサ製造を目的として、昭和４４年に出雲市内で設立され、近年では、コンデンサ製造で培った技術を基に、各種合理化機械や半導体応用製品の製造で業績を拡大されています。

　今回の計画は、自動車の電子制御化の進展により車載用半導体部品の受注拡大を見込んで工場を増設するもので、ミヨシ電子株式会社と株式会社シナジーテクニカとの三社共同で取り組まれます。

　知事は「尾道松江線やまなみ街道も開通し、三社共同の取り組みが地域経済の発展につながるものと大いに期待しています」と述べました。

　澤本浩代表取締役は「志を同じくする新しい仲間や、地域のみなさんなどたくさんの方々のご協力のもとに本計画が実りました。新しい施設で、さらなる事業拡大と雇用創出を目指していきたいと思います」と抱負を述べられました。