11月30日のトピックス(ヤマノ株式会社と覚書調印ほか)
ヤマノ株式会社と立地に関する覚書を締結しました
【県庁301会議室】
〔写真〕冨田裕樹代表取締役社長(中央)
ヤマノ株式会社、島根県、安来市の三者で事業所等の立地に関する覚書を締結しました。
同社は、昭和60年に安来市で設立され、醤油、味噌等の粉末調味料や健康食品等に用いる動植物由来抽出粉末の製造で業績を拡大してこられました。
今回の計画は、健康食品の原料粉末の製造事業拡大に伴い、同社敷地内に工場を増設し生産施設を強化されるものです。
知事は、「今後3年間で5名の雇用増を計画されており、地域経済の活性化と定住促進にも大きく貢献していただけるものと期待しています」と述べました。
冨田裕樹(とだひろき)代表取締役社長は「より高品質な製品をつくり、将来的には海外展開もできれば」と抱負を述べられました。
黄綬褒章受章者及び卓越した技能者が知事を訪問
【県庁知事室】
〔写真〕懇談の様子
〔写真〕角隆司さん(右)と川平正男さん(左)
本年度の黄綬褒章(労働分野)を受章された角隆司(すみたかし)さんと卓越した技能者(現代の名工)を受章された川平正男(かわひらまさお)さんが知事を訪問されました。
角さんは、造園工事の知識の習得と造園工としての各種技法・技能の練磨に励まれ、幾多の庭園の新設や管理等に貢献するとともに、後進技術者の指導育成に尽力されました。また、出雲風庭園の作庭家でもあり、松江歴史館の「雲州の日本庭園」を手掛けられました。
川平さんは、原材料の栽培から製造まで一貫して行う石州半紙制作の第一人者です。独自の技能を追及され、糸や紙布への加工のために、紙をすく状態から色づけするなど、熟練した技に現代の技術を融合する卓越した技を有しておられます。
お二人から受章の感想をお聞きした知事は「受賞おめでとうございます。お二人の努力の賜物だと思います」と述べました。
直木賞作家の中村彰彦さんが知事訪問
【県庁知事室】
〔写真〕中村彰彦さんと懇談する様子
直木賞作家の中村彰彦さんが戦国武将で松江開府の祖と呼ばれる堀尾吉晴を描いた歴史小説「戦国はるかなれど堀尾吉晴の生涯」が11月に発売されたことに伴い、PRも兼ねて知事を表敬訪問されました。
この作品は、歴史小説を得意とする中村さんに、知人の高橋一清(松江観光協会観光文化プロデューサー)さんが執筆を働きかけて実現したものです。
中村さんは「『堀尾吉晴を書いてみませんか』と高橋さんが勧めてくださり、松江という城下町を創出した堀尾吉晴の名をもっと高めたいという思いで作品を書き上げました」と執筆の理由を語ってくださいました。
知事は「今までに描かれたことのない堀尾吉晴の魅力を語ったすばらしい小説となっていますね」と作品の感想を述べました。
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