【県庁３０１会議室】

〔写真〕伊藤達雄代表取締役社長

　ミラクル・リナックス株式会社、島根県、松江市の三者で「事業所等の立地に関する覚書」を締結しました。

　同社はLinuxサーバビジネスを主軸として平成１２年に創業された東京の企業で、オープンソース技術を基盤としたシステム開発やサポートなどに取り組まれています。

　今回の進出は、島根県が「職住近接」などエンジニアにとって働きやすい環境であることや、Ｒｕｂｙに代表されるオープンソースが浸透した地域であること、様々な企業誘致助成制度があることなどにより、松江市内に事業所を開設されるに至ったもので、今後３年間で新たに５名が雇用される計画です。

　知事は、「現在、島根県にはＩＴ企業の集積が進んでいます。御社の進出が大いに刺激になると期待しています」と述べ、歓迎しました。

伊藤達雄代表取締役社長は、「今後日本のＩＴの中心となっていくオープンソースは、基本となる技術を共有していこうという考え方のもの。今後、私たちも松江のＩＴ業界と協力してやっていきたい」と述べ、児玉崇取締役会長は「これから若いエンジニアを育てていきたい」と抱負を述べられました。