1月22日のトピックス(こっころカンパニー、タタルスタン共和国)
しまね子育て応援企業「こっころカンパニー」の表彰式を行いました
【県庁知事室】
〔写真〕懇談の様子
〔写真〕受賞者の皆さん
県では、平成19年4月から、子育て中の従業員を積極的に応援する企業を「しまね子育て応援企業(こっころカンパニー)」に認定し、広くPRするとともに、融資制度等での優遇など認定企業を支援しています。
今年度は、平成25年12月1日から平成26年11月30日までに、「こっころカンパニー」に認定(新規または更新)した58社の中から選考を行い、2社に決定しました。
懇談では、株式会社中山工務店の中山善之代表取締役から「こっころカンパニーには、以前、女性事務員が産休を取得したいと申し出があったことがきっかけで登録しました。子育て支援に取り組むことで、従業員の子育てへの不安が解消され、それが仕事へのやる気につながると考えています」とお話があり、
社会福祉法人島根ライトハウスの佐藤充男理事長からは「従業員の大半が女性です。働く母親の姿を子どもに見てもらうために『子ども参観日』を実施しています。働く母親の姿を見て感謝することで家庭の平和にもつながります」など、日頃の取り組みやそれらがもたらす効果について述べられました。
知事は、「社会や家庭の中で、働く女性を理解することは大切なことです。少子化や人口問題は待ったなしの問題です。皆さんのお力をお借りして、今後も取り組んでいきたいと考えています。どうぞよろしくお願いします」と述べました。
ロシア・タタルスタン共和国学術研究者の皆さんが知事を訪問
【県庁知事室】
〔写真〕懇談の様子
〔写真〕タタルスタン共和国学術研究者の皆さん
ロシア沿ヴォルガ連邦管区・タタルスタン共和国の学術研究者の皆さんが一般財団法人日本・ベトナム文化交流協会の筒井豊春理事長、出雲ピクチャーズ株式会社の柴崎文雄代表取締役とともに知事を訪問されました。
同共和国に住む遊牧系民族のタタール人は古くから製鉄技術を持っていたとされ、この度、島根県内で営まれている日本古来の製鉄技術であるたたら製鉄と国名との関連を探る調査のため来県されました。
今回の調査は、同共和国のルスタム・ミンニハノフ大統領が、日本の文化交流団体を通じて、島根県内のたたら製鉄に関心を持ったのがきっかけで、国立投資会社のアイヌール・アルデルディノフ社長とマラト・タッタクノフ秘書官、同国科学技術庁のチーフヒストリアン歴史責任者の3人が派遣されました。
アルデルディノフ社長は「調査の機会を得られたことで新しい発見ができるかもしれません。島根県との文化交流に役立てていきたい」と話されました。
知事は「たたら製鉄を知ってもらう一助となります。県としてもこの調査を支援していきたい」と述べました。
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