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知事トピックス(2012年5月分)
国の予算編成に向けた重点要望活動を行いました
◇ 5月29日(火)〜30日(水) 東京都内
5月29日から30日にかけて、県議会議長とともに、国の府省などに対して、平成25年度の国の予算編成に向けた重点要望活動を行いました。
県の重要課題である、地方行財政の充実・強化、原子力発電所の安全対策の強化、離島への支援、米軍機による低空飛行訓練の中止要請など、島根県の現状や県が提案する施策を説明しました。
国土交通省では、吉田副大臣に対して、高速道路をはじめとする社会資本の整備や地方交通への支援などについて、国の予算・施策に反映されるよう要望しました。
「JAPAN PROJECT 島根」の共同記者会見を行いました
◇ 5月28日(月) 県庁防災センター
JALが昨年5月から展開している地域活性化プロジェクト「JAPAN PROJECT」の今年6月の企画が島根県に決定し、日本航空の大西賢(おおにし まさる)代表取締役社長と知事による共同記者会見が行われました。
「JAPAN PROJECT」は、観光客誘致や地域物産のPRを目的として自治体・企業と連携し、JALグループの機内誌や機内ビデオ、機内食、空港ラウンジ、WEBサイト等、あらゆるツールを通じて各地域の魅力を紹介し、交流を促進するものです。
第14弾となる島根県は、機内誌「skyward(スカイワード)」6月号で10ページにわたり「神話」や「縁結び」をテーマに松江、出雲両市の観光スポット、特産品を特集することや、機内ビデオでの石見銀山遺跡や周辺の街並み、散策コースの紹介、さらには、東京−札幌、大阪、福岡の計3路線のファーストクラスの機内食で、トビウオやシジミ、出雲そばといった島根の特産を使った料理を提供することなどが企画されています。
知事は、「神話博が始まる直前の6月に島根をPRしていただけるのは大変ありがたい。多くの方々に、島根の古き良き世界に足を運んでいただきたい」と述べました。
佐陀神能保存会会長の宮川さんが知事室を訪問されました
◇ 5月28日(月) 県庁知事室
重要無形民俗文化財「佐陀神能」は、平成23年11月にユネスコ無形文化遺産保護条約の「代表一覧表」に登録が決定し、平成24年5月23日にその登録認定書が文化庁長官から佐陀神能保存会の代表に伝達されました。
この度、認定書の伝達を受け、佐陀神能保存会会長の宮川康秀さんが認定書を携え県庁を訪問され、登録の喜びを知事に報告されました。
懇談の中で宮川さんは、「昔は録画・録音するものがなかったので、目と耳と口で受け継いできた。録画・録音することができるようになった今でも、細かいところは直接指導しないと正しく伝わらない。後継者の育成は難しいですが、最近では興味を持ってくれる若い人もいます」と、保存の難しさや若い世代への関心の広がりについて話されました。
知事は、「島根の伝統的な文化が世界的に評価され、たいへんうれしいです。これからも、後世にしっかりと伝えていってもらいたいです。県も積極的にPRしていきます」と応えました。
「新たな国づくり税制調査会」に出席しました
◇ 5月25日(金) 福井市内
福井市で開催された「自立と分散で日本を変えるふるさと知事ネットワーク」の第2回「新たな国づくり税制調査会」に出席しました。
この税制調査会では、企業の海外移転による産業の空洞化や、少子高齢化の進展など、我が国が抱える課題の解決に向けて、人や企業の地方分散や、地方部の資源の有効活用を促す税制などについて、ふるさと知事ネットワークに参加する12県でワーキングチームを設置して検討を進めてきました。
この日の会議では、これまでに出された税制のアイディアを9項目に集約し、来年度の国予算の概算要求に向け、政府に提言していくことになりました。
県内経済4団体に新規学校卒業者の求人確保を要請しました
◇ 5月23日(水) 松江商工会議所(松江市)
県内企業の来春の大学、高校等新卒者採用予定数は、東日本大震災の影響を受けた昨年に比べれば回復してきていますが、欧州信用不安、円高、原油高等県内企業の経営環境は依然不透明なものがあり、新卒者をめぐる就職環境は引き続き厳しい状況が予想されます。
このため、知事は、県教育長、島根労働局長、中国経済産業局地域経済部次長とともに松江商工会議所を訪れ、島根県商工会議所連合会、島根県商工会連合会、島根県経営者協会、島根県中小企業団体中央会に対して、来春の新卒者採用数の確保・拡大に向けた協力を要請しました。
〔写真〕 要請書を手渡す知事
「美味しまね認証」の新茶が披露されました
◇5月21日(月)県庁知事室
昨年12月に、「安全で美味しい島根の県産品認証制度」(通称:美味しまね認証)のお茶の認証を取得された(株)出雲精茶の米山弘代表取締役と、お茶の販売を担当される(株)桃翠園の岡健悦社長が来庁され、知事に認証取得後初めてできた新茶を披露されました。
米山代表取締役は、認証を受けたお茶の品種の特徴や栽培方法などについて説明し、「出雲が優良な茶産地として広く認められるよう、近隣の生産者の方々とともに努力していきたい」と今後の抱負を話されました。
新茶を試飲した知事は、「さわやかで、口の中においしい味が広がりました。お茶と言えば「出雲」と言われるように、全国に広がっていくといいですね。県もできる範囲で支援をしていきたいと考えています」と応えました。
子どもの読書活動優秀実践団体等の皆さんが知事室を訪問されました
◇5月21日(月)県庁知事室
今年度、子どもの読書活動の推進について特色ある優れた取り組みを行っている団体・図書館・学校として文部科学大臣表彰を受賞された皆さんが知事室を訪問され、日頃の取り組みや今後の課題などについて意見交換を行いました。
訪問されたのは、おはなしさんぽ(出雲市)、出雲市立ひかわ図書館、邑南町立石見中学校、海士町立福井小学校、県立松江南高等学校の館長や司書などの方々です。
このうち、おはなしさんぽ代表の伊藤孝子さんからは、定期的に読み聞かせやブックトークなどの活動を実施していることや、石見中学校学校司書の大隅裕子さんからは、全教職員が協力しながら大規模な学校図書館の改造を行った結果、年間の生徒一人当たりの図書貸し出し数が整備前に比べて26倍に増えたことなどが報告されました。
知事は、「どの取り組みもたいへん工夫していらっしゃいます。これからも、情報交換を積極的にしながら、子どもたちが本を好きになるように、取り組みをよろしくお願いします」と功績を称えるとともに、さらなる活動の推進に期待を寄せました。
「デラウェア」生産関係のみなさんが知事を訪問されました
◇5月21日(月)県庁知事室
50年以上愛され続けているぶどうのロングセラー「島根デラウェア」がこれから本格出荷を迎えるにあたり、生産関係の皆さんが知事を訪問して、生産と販売にかける意気込みを語られました。
JAいずもぶどう部会長の安達さんは、「食味が良く、消費者が食べやすい房づくりを徹底して、より良い商品が出荷できるように努めたい」と話されました。
知事は島根デラウェアを試食し、「粒が大きくて食べやすく、大変美味しい。本県の特産品として県外へのPRに力を入れていくので、これからも頑張って出荷してください」と話しました。
平成24年度宝くじ「幸運の女神」が知事室を訪問されました
◇5月21日(月)県庁知事室
平成24年の「ドリームジャンボ宝くじ」(第620回全国自治宝くじ)と、新登場の「ドリーム10(TEN)」(第621回全国自治宝くじ)が、5月14日から全国で同時発売されたのを機に、平成24年度宝くじ「幸運の女神」の若井久美子さんが、PRのため知事室を訪問されました。
今年の「ドリームジャンボ宝くじ」は1等賞金1億円の当せん本数が175本(25ユニットの場合)と、1億円の当せん本数がドリームジャンボ宝くじ史上最多となっているのが最大の特徴です。
また、「ドリーム10(TEN)」は「ドリームジャンボ宝くじ」と同時発売される新登場の宝くじで、1等賞金が10万円となっており、当せん本数は4万本。10万円の当せん本数は宝くじ史上最多で、当せん確立も宝くじ史上最高となっています。
若井さんは、「2つの宝くじを組み合わせて購入いただくことで、賞金派の方も、当せん本数を重視する方も、よりお楽しみいただけるものになっています」とPRをされました。
「島根の逆襲」著者の出川卓さん・通さんが知事を訪問されました
◇ 5月15日(火) 県庁知事室
〔写真〕 懇談の様子 〔写真〕 兄・卓さん(右)と、弟・通さん
島根県出雲市生まれの郷土未来史家・出川卓(でがわ たかし)さんと、株式会社テクノ・インテグレーション代表取締役・出川通(でがわ とおる)さん(お二人はご兄弟)が、今年3月に共同で執筆された書籍「島根の逆襲」の紹介のため、知事を訪問されました。
「島根の逆襲」は、エンジニアとして世界を股にかけた両氏がふるさと島根について愛おしみをこめて語った一冊で、島根県の歴史と神話や、日本はもちろん世界をも動かした鉄・銀・銅などの金属資源、高齢化と長寿命化の最先端である島根県が潜ませる未来への可能性について書かれています。
懇談の中で、知事は「このように、島根のことを総合的に書かれた物はなかなかないです。ご兄弟であり、エンジニアという経歴のお二人だからこそ出来た書物ですね。今後も島根の紹介をよろしくお願いします」と述べ、両氏は「今後は石見の方ももっと調べてみたいと思います」と意気込みを語られました。
出雲大社周辺で観光地の魅力づくりに取り組んでいらっしゃる方々と懇談
◇5月14日(月)出雲市大社町内
出雲大社周辺で観光地の魅力づくりや商店街の活性化などに取り組んでいらっしゃる地元の「神門通り甦りの会」、「神迎の道の会」、「宮内地区商店会」の方々と意見交換会を行いました。
皆さんは、7月21日から開催する「神話博しまね」を盛り上げ、また、「おもてなし」の気持ちを美しく表現するため、通りを花で飾ったり、日よけのれんを掲げたりするなど、統一感のある町並みの演出に努めておられます。
活性化の取り組みを聞いた知事は、「『縁結び』の地であるという特色を活かした取り組みを行うことが重要です。町全体で連携することは大事なことであり、皆さんの一層の活躍を期待しています」と述べました。
「緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰」の受賞報告がありました
◇ 5月9日(水) 県庁知事室
緑化推進運動の実施について顕著な功績のあった個人または団体を表彰する「平成24年緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰」を受賞された飯南町と馬野原夢街道(まのはらゆめかいどう)の代表者の方々が来庁され、知事に受賞報告がありました。
飯南町は、平成17年から、町の面積の9割を占める山林を活用した「森林セラピー事業」に取り組み、地元の食・温泉などと組み合わせ、町の地域資源を最大限に活用した産業の創出に努めておられます。
一方、馬野原夢街道の皆さんは、昭和60年頃から自主的に花の植栽活動を行い、県道の沿線3200mにわたって四季折々の花を植え、地域の美化に努めておられます。
日頃の活動について報告を受けた知事は、「中山間地域には豊かな自然があり、各地でいろいろな工夫がなされていますが、皆さんの活動から、他の地域の方もきっといい刺激を受けられると思います。交通の便がだんだん良くなり、都市の人も中山間地域に行きやすくなっています。多くの人に来てもらえるよう、いろいろPRしていきましょう」と、両団体の取り組みを称えるとともに、さらなる取り組みの推進に期待を寄せました。
第5回島根県地震被害想定調査検討委員会に出席しました
◇ 5月1日(金) 松江市内
島根県では、平成22年度から実施している地震被害想定調査について、東日本大震災も踏まえながら見直し(津波予測等)を進めています。このたびその結果の一部がまとまったことから検討委員会が開催され、知事も出席しました。
この日の委員会では、津波により想定される建物被害や人的被害、地震により想定される火災被害などに加え、減災目標などについても審議が行われました。
知事は、「委員会での検討結果を県の地域防災計画や地震・津波対策に反映していきたい」と述べました。
お問い合わせ先
広聴広報課
島根県政策企画局広聴広報課 〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 【電話】0852-22-5771 【FAX】0852-22-6025 【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp