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■県畜産技術センターが開発した畜糞発酵処理機器が特許を取得しました

◇12月27日(火)県庁知事室

特許取得の報告を受ける知事の写真その1特許取得の報告を受ける知事の写真その2

 

 畜産農家の生産コスト削減と環境負荷軽減に貢献することを目的に島根県畜産技術センターが開発し、特許出願していた「好気性発酵促進用高圧エア供給装置及び発酵方法」が、このほど特許を取得したことから、県畜産技術センター及びこの特許技術を利用した製品の製造・販売に取り組む株式会社ミライエ(本社:松江市)の島田代表取締役が県庁を訪れ、知事に特許取得の報告を行いました。

 この技術は、高圧空気を噴射するエアーインジェクター(及びエアーインジェクターを組み込んだマット状の装置)を用いて家畜糞などの有機物の発酵・堆肥化を促進するもので、通常の堆肥化に必要な「切り返し作業」を不要にする国内初の技術です。

 報告を受けた知事は、「この技術がさまざまな場面で活用されることを期待したい」と話しました。

 


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