９月２日（木）、ボランティア活動の関係者の皆さんと懇談しました。

９月２日(木)、松江市内で「企業ボランティア松江ネットワーク会議」の主催によりシンポジウムが開催されました。

　「企業ボランティア松江ネットワーク会議」とは、企業ボランティア活動の推進充実をめざす松江市内の企業・機関・団体等による組織で、ボランティア活動に関する事業を通じて企業などの社会貢献活動の振興を図ることを目的とされています。シンポジウムでは「市民参加の地域づくり」をテーマに意見交換されました。

　シンポジストは、松江市内でボランティア活動に取り組む企業、ＮＰＯ法人と、ボランティア連絡協議会、そして行政の方々でした。皆さんは「ＣＳＲ（企業者の社会的責任）や取り組みを１つのモデルとして地域に還元する、などの観点から企業ボランティアに取り組んでいます。」「皆が気持ちよく生きていくために共に助け合うことと理解してボランティア活動に取り組んでいます。」といった活動のスタンスや、「ＮＰＯ法人と行政の協働のあり方を模索しています。」「会員同士の横の連絡を取りながらと気持ちをどうまとめていくかを考えています。」といった今後の課題を話されました。

　（写真：シンポジウムの様子）

　コーディネーターとして出席した知事は、「ボランティア活動に関わる人達それぞれに様々な課題があると思います。皆さんが情報交換をすることで解決の糸口が見つかるかもしれません。今年の11月にはＮＰＯ活動推進自治体フォーラムという全国大会が島根県で開催されます。全国の人の意見を聞くとともに、島根県内の活動を全国の人に発信しましょう。県としても、皆さんとの連携を強め、ボランティア活動が活発になるように努力してまいります。」と述べて、シンポジウムを締めくくりました。

（写真：皆さんと）