島根県は今、社会・経済環境の急激な変化、地方分権の進展や財政状況の悪化などから、これまでの県行財政のあり方を大きく変革する必要に迫られています。
こうした変革の時代の中で、厳しい財政状況下にあっても様々な課題を克服し、持続的に発展できる島根を築くため、新たな県政の基本指針として「島根県総合計画」を策定しました。
この計画の中では、本県の目指すべき将来像を「自立的に発展できる快適で活力のある島根」とし、これを達成するために、本県の豊かな地域資源や、これまで取り組んできた各種基盤や諸施策の成果を最大限活かしながら、本県の独自性・魅力を高める取り組みを、次の「五つの“国造り”」として推進していきます。

○「活力と働きの場を生み出す産業が力強く展開する島根の国造り」
○「それぞれの地域で安全安心な生活ができる島根の国造り」
○「豊かな環境のもとに快適な生活ができる島根の国造り」
○「新しい時代を切り拓く人材を育む島根の国造り」
○「産業・交流・連携を支える島根の国造り」

そして「自立的に発展できる快適で活力のある島根」を県民共通の目標に、県と市町村が役割分担を図りながら一体となり、さらに県民、企業、ＮＰＯなどのそれぞれの主体と協働し、知恵を出し合い力を合わせながら、新しい島根を築いていきます。