8月18日「木のボードカレンダー作り」を開催しました
令和6年9月3日(火)
8月18日(日)に県民の森木工室を会場に、第7回目の県民の森ふれあい講座「木のボードカレンダー作り」を開催しました。
11組20名のご参加があり、今回の木工も賑やかな講座になりました。
講師はもりふれ倶楽部の皆さんです。
県内各地で毎年様々な講座や研修指導をされていますが、「木のボードカレンダー作り」は10数年ぶりの開催とのことです。
見本のボードカレンダー
配布された材料
ボード部分は「スギ」、日付タグのプレートは「ヒサカキ」が使われています。
日付タグに使うプレートは、素材集めから乾燥、加工まで1年がかりとなるそうです。
今回の講座のためにたくさんの材料を準備いただきました。ありがとうございます。
カット線、日付盤の線描き
最初に、家型のカット線と、日付盤の線描きのために、紙にプリントされたガイドの位置にあわせて印をつけていきました。
紙の上から、釘で印をつけていきます。
印にあわせて板に線を描いていきます。
両刃のこぎりを使って家型にカット
線が描けたら、いよいよ両刃のこぎりを使ってスギ板をカットします。
家の形は直線で構成されますが、切る方向によって縦びきの刃を使うところ、横びきの刃を使うところがあり、なかなかの作業ボリュームがありますね。
煙突にいるサンタさん部分も、器用にカットされました。
太陽と雲をモチーフにしたオリジナルのボードにしたい!という参加者の方のために、講師先生が曲線部分を糸のこ盤でカットされているところです。
どんな作品になるのか楽しみですね。
無事にカットできたら、紙やすりをかけていきます。
アクリル絵具でペイント作業+釘うち作業
アクリル絵の具やポスカを使って、ボードに色を塗ります。
日付タグをかけるところには釘を打っていきます。
こちらは黒く塗りたい!というご希望で、黒がなかったので、紫に緑を混ぜて塗りました。
全面塗られたボードをみて、講師先生は「黒板にされましたか・・」と一瞬言葉に詰まられたご様子でしたが、
煙のもくもく部分と日付タグは木の色を残すイメージだったので、良かったようです。
日付タグ作りで一気に仕上げ
塗った色が乾くまでの間、日付タグを仕上げていきます。
日付は休日にもできるように、色を変えたり、自由に作られました。
日付タグをかけると、一気に出来上がりに近づきます。
素敵なカレンダーが出来上がりました
今回の講座では絵の具での色塗りや、木のプレートに数字を描くなど、ひとつひとつの作業はシンプルですが、お昼休憩もそこそこに作業を続けられる様子も印象的でした。
ふれあい講座では毎回講座の様子を記録していますが、見本通りに作られる人は少なく、その人それぞれの雰囲気に作品が仕上がり、見ているだけでも楽しいです。
木工室内では、機械や色々な物が写り込んでしまいますので、お二方の作品を小田川沿いのセラピーロードに運んで写真を撮らせていただきました。
森の爽やかさも相まって、手作りカレンダーの雰囲気をより感じていただけるような気がします。
セラピーロード沿いにはフシグロセンノウがたくさん咲いており、毎日暑さが続く中でも、夏の終わりが来ていることも感じました。
次回の講座は10月12日から、3週続けて秋の登山です。9月12日から受付が始まりますので、またもやチラシを作成しました。
飯南町内の回覧文書でもお知らせいたしますので、是非秋の講座もご参加ください。
県有林管理スタッフ
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