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7月20日「木のおもちゃカメラ作り」を開催しました

令和6年8月2日(金)

 

7月20日(土)に県民の森木工室を会場に、第6回目の県民の森ふれあい講座「木のおもちゃカメラ作り」を開催しました。

梅雨明け前で蒸し蒸しする1日でしたが、県内外から11組21名のご参加がありました。講座の様子をご紹介します。

木工室で作業説明をしている画像

ご家族での参加も多く、木工室は賑やかでした。

 

作業は大きく分けて5つです。

おもちゃカメラ作りの見本と作業についての説明画像

  1. レンズ飾りの切り抜き
  2. 本体のペイント
  3. シャッターボタン、レンズ飾りの取付
  4. 透明ケースの取付
  5. デコレーション

おもちゃカメラ作りのテキストの画像

テキストをみながら作ります。

糸のこ盤で「レンズ飾り」のカット作業

スギ板にカット線を書く作業の画像

あらかじめ開けてある直径4センチの円のまわりに、切り抜きたい形を自由に描いていただきました。

 

カット線が描けたら、糸のこ盤でカットします。

戦車の形をカットする画像

こちらは戦車の形をカット中の様子です。細かい線は焼きペンで後から描き入れ、シルエットをふんわりカットしていきます。

好きな色でカメラ本体をペイント

ペイント前に紙やすりで丁寧に磨きます。

紙やすりでサンディングする画像

スギは柔らかいため丸っこくしやすく、ほっこりした雰囲気に仕上がります。

 

マスキングテープを貼る作業の画像

ボーダー柄など塗りたいイメージに合わせて、色を塗らないところにマスキングテープを貼っていきます。

この作業は簡単なようにみえるのですが、思ったより時間と手間の掛かるところです。

 

マスキングができたら、いよいよペイント作業です。

今回使用したのは固形タイプの水性ニスで、ウェットティッシュを使って塗り込みます。

ニスを塗り込む作業の画像

5色を準備していましたが、2色・3色使いで仕上げる方も多かったです。このあたりでお昼休憩になりました。

レンズ部分、シャッターボタンの取付

午後からはレンズ飾りやシャッターボタンの取付など、細々とした作業に入りました。

飾りのミニ釘をそのままスギ板に打つとヒビ割れやすいため、1ミリの下穴をあけます。

インパクトドライバーで下穴をあける作業の画像

 

飾り用のミニ釘を打つ画像

下穴を開けたところにミニ釘を打ちます。思い切り「ガン!」と叩くと、下穴があっても簡単にヒビが入るため、コンコン叩きます。

 

シャッターボタンは、バネを中に入れてカシャカシャ押せる作りです。

シャッターボタンをとりつけた画像

お楽しみのデコレーション作業

デコレーション用のシールやパーツの画像 焼きペンでイラストを描く作業の画像

最後はシールや焼きペン、ポスカを使って、思う存分デコレーションをしていただきました。

カメラ裏側に描かれたパトカーの絵の画像 出来上がったカメラでのぞいてみる参加者の様子

レンズ部分の裏側には、おもちゃジュエルをつけます。できあがったカメラで早速のぞいてみます。

出来上がった作品

皆さんの作品を集めた画像

最後に、出来上がったカメラを並べました。

参加者の皆さんの作品画像

一眼レフをイメージして作られた方や、ひまわり、魚、花、船などのモチーフを取り入れた、夏らしいカメラがたくさん出来上がりました。

お昼をはさんで約3時間の作業でしたが、ご参加いただきありがとうございました。

 

次回の講座は8月18日(日)「木のボードカレンダー作り」です。まだ少し空きがありますので、よろしくお願いします。

詳細は県民の森HPをご覧ください。

 

県有林管理スタッフ

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