- トップ
- >
- 県政・統計
- >
- NPO
- >
- 基本方針・関連施策
- >
- 県民いきいき活動奨励賞
- >
- H25受賞団体
平成25年度県民いきいき活動奨励賞受賞団体の概要
【NPO・ボランティア部門】6団体(50音順、敬称略)
○うしお料理クラブ(雲南市)
○ぐるぐるアート(松江市)
○下府川を楽しむ会(浜田市)
○西中国山地民具を守る会(浜田市)
○NPO法人浜田おやこ劇場(浜田市)
○松江市ボランティア連絡協議会(松江市)
【企業部門】2団体(50音順、敬称略)
○株式会社淞南ダイア(出雲市)
○株式会社長岡塗装店(松江市)
【学生部門】4団体(50音順、敬称略)
○出雲西高等学校インターアクトクラブ(出雲市)
○島大Spirits!(松江市)
○島根県立大学井上厚史ゼミ(浜田市)
○島根県立大学環境倶楽部「しまえっこ」(浜田市)
<団体の紹介>
うしお料理クラブ(雲南市)
代表富山邑子、S63.6設立、会員数16名
◆活動概要
・地域の小学生を対象に春休み、夏休みの子どもクッキングを開催し食育活動を実施。
・畑での野菜生産体験や、単身高齢者の会食交流会など、「食」をキーワードにした様々な分野の活動へも取り組む。
◆活動において評価された点
・親子2世代が参加する取り組みで、地域のふれあいの場として機能している。
・子どもたちに生産体験をさせるなど、調理以外の発展的な活動も取り組んでいる。
・食を通じた地域のにぎわいを創出するなど、地域自主組織の核となっている。
(写真左:いも堀り体験)(写真右:春休みクッキング)
◆受賞者のコメント
食をとおしてふれあいの場を大切にしています。
子供たちが自立した時に、食の大切さや食に関わる人びとへの感謝の心を持ち、次の世代につないでもらいたい!という私達の願いから、春・夏休みのクッキングを始め25年になりました。
今でも出来る事は、子や孫、地域の皆さんと、共に楽しみながら伝えたり、教わったりする事が、クラブ員の役割りであると考えて、元気な限り続けたいと思います。
○ぐるぐるアート(松江市)
松江支部代表岩田ユキエ、H13.6設立、会員数20名
◆活動概要
・「○○さんありがとう」の言葉を、円状に様々な色を用いて連ねながら絵を描く「ぐるぐるアート」の指導や展示を県内各地で開催。
・学校等へも書き方指導に出かけ、青少年に対し感謝の心を育む情操教育に取り組む。
◆活動において評価された点
・誰でも取り組みやすいアートでありながら、情操教育に良い、全国的にも珍しい活動を行っている。
・積極的に展示・書き方指導を開催するなど、参加者を広める活動を積極的に行っている。
(写真左:作品制作の様子)(写真右:小学校での地域交流)
◆受賞者のコメント
今回はこのような賞を頂きありがとうございました。
私たちは「アートが育む人の力」をテーマに活動しています。
賛同した人々がボランティアとして繋がり、また多くの方々のご協力に支えられ今では山陰を発祥の地として県外にも広がってまいりました。
特に次代を担う子どもたちの心を育む必要性と一人ひとりの子どもたちの立派な成長と幸せを願って、今後ともスタッフ一同心を合わせてぐるぐるアートの活動を続けてまいります。
○下府川を楽しむ会(浜田市)
会長砂川稔幸、H12.6設立、会員数42名
◆活動概要
・地区住民を中心に、下府川周辺の環境美化活動に取り組む。
・地元小学校児童と鮭の稚魚放流事業を実施し、近年では地域で鮭の遡上も見られる。
・下府川にあじさいを植樹し、蛍の養殖にも取り組む。毎年「あじさい祭り」を開催。
◆活動において評価された点
・環境美化の活動が鮭の遡上などの成果に表れており、地域住民一体となった取り組みにつながっていることがうかがえる。
・人口が少ない地域でありながら、あじさいや蛍など人が集える多彩な活動を行っている。
・子どもたちに鮭の卵のふ化体験など感動を与える活動を行っている。
(写真左:あじさい祭り巻きずしづくり)(写真右:小学生による鮭の放流)
◆受賞者のコメント
私達下府川を楽しむ会は、平成12年に発足し、現在42名の会員と、小学校の子どもを含めて、三つの大きな柱を基に活動を進めています。
内容としては、蛍の飛び交う下府川、あじさいの咲き乱れる下府川、鮭の戻る下府川を三大夢事業として、子どもたちと夢を見ているところです。
今回いきいき活動奨励賞をいただきお礼を申し上げるとともに、気持ちを新たにし、地域活性化のために頑張って行きたいと考えています。
○西中国山地民具を守る会(浜田市)
会長隅田正三、S43.11設立、会員数22名
◆活動概要
・地域住民を巻き込んだ民俗資料の調査収集活動を長年にわたって展開。
・たたらや紙で仕立てた着物・布団などの文化財、島村抱月や能海寛などの郷土の偉人に関する史跡の保護活用を図り、地域での文化学習を推進。
・地元小学校でのふるさと学習を継続して実施。
◆活動において評価された点
・長期にわたり貴重な文化財を収集し、保存する活動を行っている。
・文化財の保護・啓発には大人から子どもまで参加し、地域全体で伝統を守っている。
・小学校のふるさと学習を行うなど発展的な活動を展開している。
(写真左:たたら操業体験)(写真右:地域まるごとミュージアムでの史跡めぐり)
◆受賞者のコメント
文化財を活用した「ふるさと学習」をサポートする出前学習など、文化財保護活動45年の活動が認められ、この度受賞いただき
誠にありがとうございます。
今後とも「石峰&抱月のふるさと『地域まるごとミュージアム』」を目指して、「実践民俗学」を推進し、学校支援活動をはじめ
地域の歴史・文化の伝承と学べる博物館づくりに努めてまいります。
○NPO法人浜田おやこ劇場(浜田市)
理事長花田香、H元.10設立、会員数280名
◆活動概要
・中学生や小学校高学年の子どもたちが自ら企画運営する舞台芸術鑑賞などを定期的に開催。
・県立大学との連携事業、市内高校との地域の交流事業連携、市内中学校の総合学習授業の実施など多角的に活動。
・子どもの権利条約について、大人と子どもそれぞれに対し講座を開催。
◆活動において評価された点
・様々な活動をしながら、一方で地道に勉強会を開催するなど常に活動を見直している。
・中学生を対象に、通学路沿線に住む赤ちゃんやお母さんとの交流事業を行ったり、高校生と地域との交流活動のつなぎ役を担ったりするなど次世代に目を向けている。
・子供が計画・実行する活動など貴重な経験をさせている。
(写真左:お母さんの居場所「スペース・ひだまり」)(写真右:地域のおばあちゃんたちとのそば作り)
◆受賞者のコメント
私達は、生の舞台芸術鑑賞活動を核として、地域の異年齢の人たちをつなげていくことを目的とした様々な事業を通し、日々大人と子どもが共に育ちあう環境を作ってきました。
この度の受賞により、私たちの活動を人づくり、まちづくりの一つとして認めていただいたことは本当に嬉しく、今後の自信につながりました。心より感謝申し上げます。
○松江市ボランティア連絡協議会(松江市)
会長平田寛容、S58.11設立、会員数102団体
◆活動概要
・市内ボランティア団体の相互交流を深める活動を実施。
・「市民ボランティアまつり」や「ボランティアフェスティバル」などのイベントを開催し、市民へのボランティア意識の啓発活動に取り組む。
◆活動において評価された点
・ボランティアの団体同士や、市民を巻き込んだイベントなど、市民にボランティア意識を根付かせる活動を行っている。
・イベントでは清掃しながらのウォーキングなどアイディアあふれる企画をし、ボランティア活動のPRを行っている。
(写真左:団体の交流研修会)(写真右:市民ボランティアまつりでJR松江駅前を清掃)
◆受賞者のコメント
当協議会は松江市内の多種多様な分野のボランティア102団体で構成されており、多岐にわたる各団体の相互交流と研修、学習を行い、
地域社会発展の為に継続的活動をしています。
協議会設立30周年にあたり受賞した事は、平素の活動と会員からの本会への協力の賜物と感謝申し上げます。今後、より一層のボランティア活動啓発実践に尽くしたいと思います。
○株式会社淞南ダイア(出雲市)
代表取締役三原晴治、S37.1設立、社員数17名
◆活動概要
・自社で保有する高圧洗浄機器を使用し、出雲市営プールの清掃奉仕活動を毎年実施。
・「しまね企業参加の森づくり」「ハートフルしまね」等へ登録参加。
◆活動において評価された点
・会社の特殊技能を活かしたプール清掃など、独自性がある活動を行っている。
・地域のためにという思いが伝わる活動を行っている。
(写真左:ウォータージェット工法によるプール清掃)(写真右:道路清掃作業の様子)
◆受賞者のコメント
毎年6月に「出雲プール」の清掃作業を行います。7月の暑い日に近くの道路を通った時に、水着姿の人々や水しぶきを見ると「オッ役に立ってるな」と少し嬉しい気持ちになってしまいます。
この、「少し嬉しい気持ち」が長く継続できるように今後の活動に励んでいきたいと思います。
○株式会社長岡塗装店(松江市)
代表取締役古志野功、S40.4設立、社員数35名
◆活動概要
・市内の公園の遊具、銅像等に無償で塗装を施工。
・子育て家庭への、塗装指導(しまね子育て応援パスポートこっころと連携)。
・市内の障害者施設へイベントボランティアとして参加。
◆活動において評価された点
・企業のノウハウを使い、地域で困っている方が喜ばれることを中心とした活動を行っている。
・社員自らの発案で活動を行い、働く人と地域の両面ともによい結果を生み出している。
(写真左:岸清一の銅像を塗料で補修)(写真右:清原太兵衛の銅像の表面汚れ落とし作業)
◆受賞者のコメント
社員としての立場のみならず地域人や家庭人としての自覚を育ち、メリハリのある仕事の仕方が質の高い生活につながるという考えが
浸透してきました。自ら町内公園遊具の塗替えのボランティアを申し出る社員や、折角の特殊施工も若年者に伝承していきにくいために
県庁前の銅像塗装を発案する社員もあり、協力業者にも参加してもらい推進しています。
仕事を通じて社会貢献に参加できる社風が浸透し、一人ひとりのモチベーションが上がり、考えながら行動できる社員が増えています。
○出雲西高等学校インターアクトクラブ(出雲市)
クラブS41.9設立、部員数38名
◆活動概要
・海岸清掃、福祉施設での花植えなど様々なボランティア活動に取り組む。
・平成17年からは、宍道湖のヨシ植栽、水質環境問題にも取り組む。
・韓国の高校生と海岸清掃を実施するなど、国際的な環境問題についても取り組む。
◆活動において評価された点
・様々な分野で長年にわたり継続した活動を行っている。
・生徒が主体的にアイディアを出し、精力的に活動している。
・活動内容や対象者が多彩であり、地域の方から応援をいただくなど周囲との関わりを深く持っている。
(写真左:宍道湖ヨシ植栽活動)(写真右:花仙山植林活動)
◆受賞者のコメント
この度「県民いきいき活動奨励賞」を受賞させていただき、誠にありがとうございました。
私達IAC(インターアクトクラブ)部員は地域奉仕活動と地球の環境保全のため、海岸清掃、宍道湖のヨシ植栽、出雲市千年の森づくり、松江市花仙山の植林などを行いました。
今後も地域の清掃、美化活動、奉仕活動を中心に頑張りますのでよろしくお願い致します。
○島大Spirits!(島根大学)(松江市)
クラブH21.4設立、部員数49名
◆活動概要
・各地のイベントにボランティアとして出かけ、運営を支援している。
・地域貢献を希望する学生に各地のボランティア情報を提供する、情報センター的な役割を担っている。
◆活動において評価された点
・当初より会員が増えてきており、魅力的な活動を行っていることがうかがえる。
・地域の人との関わりを積極的に行い、若さを活かした活動を行っている。
・イベント後の打ち上げ等にも参加し、地域とのコミュニケーションを図っていることがよい成果につながっている。
(写真左:オーガニック食材販売イベントに参加)(写真右:安来市どじょう祭りでのご当地ヒーロー演技)
◆受賞者のコメント
この度は選出ありがとうございます。
島大Spirits!は「地域と学生をつなぐ」をテーマに、地域社会からの学生に対するニーズを受け取り、地域で活動したい学生との
マッチングを行っています。
地域社会の多様な問題、その解決にぜひ学生の力を活用していただきたいです。それが学生にとっては学びとなり地域とつながる
きっかけとなります。
○島根県立大学井上厚史ゼミ(浜田市)
クラブH12.4設立、部員数23名
◆活動概要
・鳥取西部地震の際の災害ボランティア活動を皮切りに、全国各地の災害支援に積極的に出かけている。
最近では、昨年県内等で発生した大雨災害においても、萩市、津和野町、江津市などで活動した。
・海外で地震災害等が起きた際には支援募金活動も行っている。
◆活動において評価された点
・災害ボランティアは継続するのが難しい分野であるにも関わらず、長期にわたり活動をしている。
・新潟県中越地震の際の活動報告をまとめるなど被災地から帰ってきてからの活動が評価できる。
・各方面の防災対策の参考となる活動報告を行い、高い評価を得ている。
(写真左:宮城県石巻市での活動)(写真右:江津市有福温泉町での活動)
◆受賞者のコメント
私たち井上厚史ゼミの学生は、「地域のために、少しでも復興の役に立ちたい」という思いを胸に宮城県石巻市、山口県田万川町、島根県津和野町、江津市等のボランティアに参加してきました。
今回私たちの地道な活動が評価され、心から感謝しています。この受賞を機に、これからもより一層地域の人たちと協力しながら地域活性化に取り組んでいきたいと思います。
○島根県立大学環境倶楽部「しまえっこ」(浜田市)
クラブH14.6設立、部員数34名
◆活動概要
・環境勉強会や市街地清掃活動を定期的に実施。
・行政や地域の環境保全活動を行う団体等と連携し、ノーマイカーデーの啓発、不法投棄ごみの収集、川での生態調査など幅広く実施。
◆活動において評価された点
・特定の指導教官がいない中、長年学生だけで活動を引き継いでいっている。
・活動に積極的に参加しており、特に訪問活動による地域とのつながりが素晴らしい。
(写真左:県立大学内での清掃活動)(写真右:石見海浜公園での清掃活動)
◆受賞者のコメント
今回はこのような賞を頂くことができ、大変うれしく思っております。
環境倶楽部「しまえっこ」は、月一度の市街清掃などの清掃活動による地域美化や学生による週に一度の勉強会などの環境啓発活動
を行っております。
地道に活動を続けてきた成果だと思います。今後も、頂いた賞に恥じることなく活動を継続していきます。
お問い合わせ先
環境生活総務課NPO活動推進室
島根県 環境生活部 環境生活総務課 NPO活動推進室 〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 (事務室は、松江市殿町128番地 東庁舎2階にあります。) TEL:0852-22-6099、5096 FAX:0852-22-5636 npo@pref.shimane.lg.jp