(5) 水痘 >
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水痘は、流行パターンがはっきりとして、12月をピークとする冬期と、5月から6月をピークとする初夏の2峰性をとる。2005年の流行も典型的な2峰性となった。流行する季節性があるものの年間の報告患者総数は変化が少ない。2005年の水痘の報告件数は2,036件、流行指数は1.14であり(表5)、過去10年間をみてもほぼ2,000件前後の報告数で推移している。報告患者数としては21疾患中3位に位置しており、小児の主要な感染症である。
地区別の定点あたりの年間患者数は、東部が112.1人と最も多く、隠岐(90.0人)、西部(78.1人)となっている(表7)。
年齢別では、1歳児が27.7%と最も多く、1〜2歳までが全体の約半数を占めている。
水痘報告グラフ
シーズン別の報告数合計:水痘
平均報告数 | 2000/2001年 | 2001/2002年 | 2002/2003年 | 2003/2004年 | 2004/2005年 | 2005/2006年 |
1,891 | 1,765 | 1,683 | 1,642 | 1,890 | 1,891 | 606 |
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