トップ > 医療・福祉 > 薬事・衛生・感染症 > 感染症 > 感染症情報トップ > 月報
感染症情報トップ
対象疾患一覧
疾患別
カレンダー
感染症 月報
グラフ一覧

前月へ 島根県感染症情報(月報) 2023年4月 次月へ
県内情報週報の月集計データSTD・基幹定点月報全数報告疾患(全国)
1.県内感染症情報
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)[ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が5件(松江圏域1件、雲南圏域1件、大田圏域1件、浜田圏域1件、益田圏域1件)、 腸管出血性大腸菌感染症が1件(松江圏域)、 つつが虫病が1件(松江圏域)、 レジオネラ症が1件(松江圏域)、 重症熱性血小板減少症候群が1件(大田圏域)、 梅毒が1件[1](浜田圏域)、 侵襲性肺炎球菌感染症が1件(松江圏域)、 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が4件(松江圏域2件、出雲圏域2件)、 新型コロナウイルス感染症が1,008件(松江圏域363件、雲南圏域67件、出雲圏域217件、大田圏域109件、浜田圏域58件、益田圏域29件、隠岐圏域70件、登録C95件)、 報告されています。
*週報報告医療機関からの報告患者数(4週換算) : 2月 2027件、 3月 1397件、 4月 893件
2)インフルエンザおよび小児科定点報告( )内は月の定点当たり報告数(4週換算) [ ]は週当り定点当り報告数
〇インフルエンザ :(8.0)。 県全域で流行しているA型インフルエンザは、前月の3月は800件を超えていましたが、4月は302件となり半数以下に減りました。 期間の初めの第14週は100件を超えていましたが、第15?17週は60件台で推移しました。 週を追って減少、収束に向かうという予想もありましたが15?17週は横ばいで、収束となっていません。 今後の動向に注意を要します。
〇RSウイルス感染症 :(0.7)。 期間の前半第14?15週は前月と同じく散発的な報告のみでしたが、第16週から少し増加傾向です。 昨年も夏前に流行が始まりましたので、今年もこれから流行すると考えられ、今後の動向を注意深く見ていく必要があります。
発生推移グラフ グラフ凡例
インフルエンザ報告推移グラフ RSウイルス感染症報告推移グラフ
3)眼科定点報告
 急性出血性結膜炎0件および流行性角結膜炎1件の報告があります。
4)性感染症報告
 性器クラミジア感染症が13件、性器ヘルペスウイルス感染症が0件、尖圭コンジローマが0件および淋菌感染症 が1件の患者発生報告があります。
5)基幹病院報告
〇細菌性髄膜炎 :1件。 〇無菌性髄膜炎:2件。 〇マイコプラズマ肺炎:0件。 〇クラミジア肺炎 :0件。〇感染性胃腸炎(ロタ):0件。 〇メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症 :23件。地区別では東部2件(9%)、中部8件(35%)、西部13件(57%)、隠岐0件 年代別では70歳以上が15件(65%)を占めています。  〇ペニシリン耐性肺炎球菌感染症 :0件。〇薬剤耐性緑膿菌感染症:0件。
2.病原体検出情報(2023年2月〜2023年4月の検出結果)
 インフルエンザから主にAH3型、咽頭炎、肺・気管支炎からRSウイルス、ライノウイルス、ヒトメタニューモウイルス、ヒトコロナウイルス43が検出されています。
2023年2月から2023年4月までの診断名別病原体検出数:島根県保健環境科学研究所(一部抜粋)
ウイルス名アデノコクサッキーBインフルエンザRSVライノヒトメタニューモ ノロSFTSVヒトコロナ新型コロナ合計
15AH1AH3G243
インフルエンザ  136       138
感染性胃腸炎       3    3
咽頭炎1   115    11230
肺・気管支炎    1 1     2
無菌性髄膜炎 1          1
SFTS         1  1
COVID-19           7474
その他1           1
島根県感染症情報センター カウンター