1.県内感染症情報
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)[ ]は無症状病原体保有者を再掲
結核が9件(松江圏域4件、雲南圏域1件、出雲圏域3件、浜田圏域1件)、
腸管出血性大腸菌感染症が1件(出雲圏域)、
レジオネラ症が1件(益田圏域)、
劇症型溶血性レンサ球菌感染症が2件(松江圏域)、
後天性免疫不全症候群が2件(出雲圏域1件、浜田圏域1件)、
梅毒が4件(松江圏域1件、出雲圏域3件)、
侵襲性肺炎球菌感染症が3件(松江圏域)、
カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が2件(出雲圏域)、
新型コロナウイルス感染症が2,986件(松江圏域840件、雲南圏域253件、出雲圏域1,149件、大田圏域108件、浜田圏域211件、益田圏域73件、隠岐圏域115件、登録C圏域237件)、
報告されています。
*週報報告医療機関からの報告患者数(4週換算) : 1月 1126件、 2月 2027件、 3月 1397件
2)インフルエンザおよび小児科定点報告( )内は月の定点当たり報告数(4週換算) [ ]は週当り定点当り報告数
〇インフルエンザ
:(21.6)。
県全域で流行しているA型インフルエンザは、増減はあるものの全体の流れは期間の前半よりも後半が減り、月単位で見ると前月の3分の2に減少しました。
流行の峠を越えたと考えられます。
しかし、圏域によってのバラツキがありますし、B型の報告がありませんので、これからA型が増加する圏域やB型が流行する可能性も否定できません。
3)眼科定点報告
流行性角結膜炎及び急性出血性結膜炎の報告はありませんでした。
4)性感染症報告
性器クラミジア感染症5件、性器ヘルペスウイルス感染症1件、尖圭コンジローマ2件および淋菌感染症5件
の患者報告があります。
5)基幹病院報告
〇細菌性髄膜炎:2件。
〇無菌性髄膜炎:0件。
〇マイコプラズマ肺炎:0件。
〇クラミジア肺炎:0件。
〇感染性胃腸炎(ロタ):0件。
〇メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症
:14件。地区別では東部0件、中部7件(50%)、西部7件(50%)、隠岐0件。年代別では70歳以上が9件(64%)を占めています。
〇ペニシリン耐性肺炎球菌感染症:0件。
〇薬剤耐性緑膿菌感染症:0件。
2.病原体検出情報(2023年1月〜2023年3月の検出結果)
インフルエンザから主にAH3型、咽頭炎、肺・気管支炎からRSウイルス、ライノウイルス、ヒトメタニューモウイルスが検出されています。
ウイルス名 | アデノ | コクサッキーB | インフルエンザ | RSV | ライノ | ヒトメタニューモ | ノロ | ヒトコロナ | 新型コロナ | 合計 | ||
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型 | 1 | 2 | 5 | AH1 | A香港 | G2 | ||||||
インフルエンザ | 2 | 85 | 3 | 90 | ||||||||
感染性胃腸炎 | 6 | 6 | ||||||||||
咽頭炎 | 1 | 15 | 11 | 2 | 29 | |||||||
肺・気管支炎 | 1 | 1 | 1 | 3 | ||||||||
無菌性髄膜炎 | 3 | 3 | ||||||||||
COVID-19 | 344 | 344 | ||||||||||
その他 | 1 | 1 |