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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
腸管出血性大腸菌感染症が1件[1](隠岐圏域)、
日本紅斑熱が2件(出雲圏域)、
重症熱性血小板減少症候群が1件(雲南圏域)、
侵襲性肺炎球菌感染症が2件(松江圏域1件、益田圏域1件)、
カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が1件(出雲圏域)、
新型コロナウイルス感染症が30件[11](松江圏域24件[8]、雲南圏域5件[2]、益田圏域1件[1]報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
〇RSウイルス感染症
:出雲圏域(15.2)で急増が続いていますが、松江圏域(5.1)や益田圏域(5.3)では減少に転じています。
そのほか、雲南圏域(0.5)、隠岐圏域(4.0)から報告があります。
〇感染性胃腸炎
:雲南圏域(7.5)で定点当たり5.0人を超える報告があります。
7月から9月にかけて報告数が少なくなる季節ですが、夏季は食中毒に起因した胃腸炎が多く見られます。
手洗いの励行、食品の取り扱いに注意しましょう。
〇流行性耳下腺炎
:28週の報告はありませんでした。
〇手足口病
:松江圏域1件、出雲圏域1件の報告があります。
〇ヘルパンギーナ
:28週の報告はありませんでした。
〇咽頭結膜熱
:アデノウイルス2型が検出されています。
〇咽頭炎・扁桃炎
:アデノウイルス1型、2型、5型が検出されています。
〇肺・気管支炎
:RSウイルス、アデノウイルス1型、2型が検出されています。