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県内情報週報の月集計データSTD・基幹定点月報全数報告疾患(全国)
1.県内感染症情報
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)[ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が8件[4](松江圏域4件[3]、雲南圏域1件[1]、出雲圏域1件、大田圏域1件、益田圏域1件)、 腸管出血性大腸菌感染症(O157)、 が2件[1](松江圏域1件、出雲圏域1件[1])、 日本紅斑熱が8件(松江圏域2件、出雲圏域4件、浜田圏域2件)、 梅毒が1件(松江圏域)、 破傷風が1件(出雲圏域)、 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が1件(出雲圏域)、 侵襲性肺炎球菌感染症が2件(松江圏域)、 新型コロナウイルス感染症が3件(松江圏域1件、浜田圏域2件) 報告されています。
*週報報告医療機関からの報告患者数(4週換算) : 7月 399件、 8月 343件、 9月 320件
2)インフルエンザおよび小児科定点報告( )内は月の定点当たり報告数(4週換算) [ ]は週当り定点当り報告数
〇感染性胃腸炎 :(8.2)。 県内全域の患者報告数は前月に比べ減少しています。 例年に比べ患者報告数の少ない状態が続いていますが、手洗いの励行、食品の取り扱いに注意し、発症した場合は脱水に気をつけましょう。
〇A群溶連菌咽頭炎 :(1.7)。 県内全域の患者報告数は減少しています。 例年に比べ患者報告数の少ない状態が続いています。
〇ヘルパンギーナ :(1.0)。 県内全域の患者報告数は増加傾向ですが、例年に比べ患者報告数の少ない状態が続いています。
発生推移グラフ グラフ凡例
感染性胃腸炎報告推移グラフ ヘルパンギーナ報告推移グラフ
3)眼科定点報告
 急性出血性結膜炎の患者発生報告はありません。流行性角結膜炎の患者発生報告が1件あります。
4)性感染症報告
 性器クラミジア感染症が17件、性器ヘルペスウイルス感染症が4件、尖圭コンジローマが1件および淋菌感染症が13件の 患者発生報告があります。淋菌感染症は、過去3年間で最多の報告数となっています。
5)基幹病院報告
〇細菌性髄膜炎:0件。〇無菌性髄膜炎:0件。 〇マイコプラズマ肺炎:1件。
〇クラミジア肺炎 :0件。〇感染性胃腸炎(ロタ):0件。
〇メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症 :15件。地区別では西部6件(40%)、東部5件(33%)、中部4件(27%)、年代別では70歳以上が11件(73%)を占めています。 
〇ペニシリン耐性肺炎球菌感染症 :0件。
〇薬剤耐性緑膿菌感染症 :0件。  
2.病原体検出情報(2020年7月〜2020年9月の検出結果)
 感染性胃腸炎からノロウイルスG2が検出されています。 ヘルパンギーナからコクサッキーウイルスA4型が検出されています。 咽頭炎・扁桃炎からアデノウイルス2型および5型が検出されています。
2020年7月から 2020年9月までの診断名別病原体検出数
島根県保健環境科学研究所(一部抜粋)
ウイルス名アデノコクサッキーAノロSFTSV新型コロナ合 計
254G2
感染性胃腸炎   1  1
ヘルパンギーナ  1   1
咽頭炎・扁桃炎63    9
SFTS    1 1
COVID-19     116116
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