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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2019年 第27週 (7/1〜7/7) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 劇症型溶血性レンサ球菌感染症が1件(松江圏域)、 風しんが1件(松江圏域)、 百日咳が1件(出雲圏域)、 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
〇手足口病 :県内全域(9.9)の患者報告数は増加しています。 益田圏域(18.7)、松江圏域(10.6)、大田圏域(10.0)、出雲圏域(9.4)および浜田圏域(9.0)で警報レベル(5.0)以上の流行となっているほか、隠岐圏域(3.0)および雲南圏域(0.5)で患者発生報告があります。
〇感染性胃腸炎 :県内全域(3.7)の患者報告数はやや減少しています。 隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があり、松江圏域(6.4)および出雲圏域(6.0)では定点当り5.0人以上でやや流行しています。
〇A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(1.0)の患者報告数はやや減少しています。 大田圏域および隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。
〇ヘルパンギーナ :県内全域(0.5)の患者報告数は横ばいです。 雲南圏域および隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があり、出雲圏域(1.0)および浜田圏域(1.0)では定点当り1.0人以上でやや流行しています。
〇伝染性紅斑 :県内全域(0.1)の患者報告数は横ばいです。 大田圏域(0.5)および松江圏域(0.1)で散発的な患者発生報告があります。
〇咽頭結膜熱 :県内全域(0.3)の患者報告数は横ばいです。 雲南圏域(0.5)、松江圏域(0.4)、出雲圏域(0.4)および益田圏域(0.3)で、散発的な患者発生報告があります。
〇マイコプラズマ肺炎 :出雲圏域(1.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
〇インフルエンザ :AH3(香港)型およびB(ビクトリア系統)型が検出されています。
〇感染性胃腸炎 :ノロウイルスGIIおよびA群ロタウイルスが検出されています。
〇手足口病 :コクサッキーウイルスA6型、A16型が検出されています。
〇ヘルパンギーナ :コクサッキーウイルスA6型が検出されています。
〇扁桃炎・咽頭炎 :アデノウイルス2型、5型が検出されています。
〇肺・気管支炎 :ヒトメタニューモウイルス、RSウイルスおよびパラインフルエンザウイルス3型が検出されています。
〇発疹症 :パラインフルエンザウイルス3型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
手足口病増加増加増加 急増横這
感染性胃腸炎横這横這横這 横這報告なし×
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這報告なし×
ヘルパンギーナ横這横這横這 横這報告なし×
伝染性紅斑横這横這横這× 横這報告なし×
咽頭結膜熱横這横這横這 横這報告なし×
記号の説明
◎:流行、〇:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
手足口病発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
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