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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2019年 第12週 (3/18〜3/24) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が2件(出雲圏域)、 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
〇インフルエンザ :県内全域(4.2)の患者報告数は横ばいです。 すべての圏域で患者発生報告があり、大田圏域(6.0)および松江圏域(5.9)では定点当り5.0人以上の流行が続いています。 また、雲南圏域(4.0)、隠岐圏域(4.0)、益田圏域(3.8)および出雲圏域(3.7)では定点当り1.0人以上でやや流行しています。 迅速検査ではすべての圏域でA型が検出されているほか、松江圏域でわずかにB型が検出されています。
〇感染性胃腸炎 :★島根県薬事衛生課から冬季の食中毒注意報が発表されています(3月31日まで)★県内全域(4.4)の患者報告数は横ばいです。 隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があり、松江圏域(8.1)で定点当り5.0人以上の流行となっています。
〇A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(2.4)の患者報告数は横ばいです。 松江圏域(4.6)および出雲圏域(3.6)で定点当り2.0人以上でやや流行しているほか、雲南圏域(1.0)、浜田圏域(1.0)および大田圏域(0.5)で患者発生報告があります。
〇伝染性紅斑 :浜田圏域(2.0)で警報レベル(2.0)以上の患者発生報告があります。
〇水痘 :大田圏域(1.0)で注意報レベル(1.0)以上の流行となっているほか、益田圏域(0.3)および出雲圏域(0.2)で散発的な患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
〇インフルエンザ :AH1(2009pdm)型およびAH3(香港)型が検出されています。
〇感染性胃腸炎 :ノロウイルスGIIおよびアデノウイルス2型が検出されています。
〇手足口病・発疹症 :コクサッキーウイルスA6型が検出されています。
〇扁桃炎・咽頭炎 :アデノウイルス2型、3型が検出されています。
〇咽頭結膜熱 :アデノウイルス3型が検出されています。
〇熱性疾患 :RSウイルスおよびライノウイルスが検出されています。
〇肺・気管支炎 :ヒトメタニューモウイルス、RSウイルス、ライノウイルス、アデノウイルス1型、3型およびパラインフルエンザウイルス1型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ横這横這横這 横這減少
感染性胃腸炎横這横這減少 横這報告なし×
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這報告なし×
伝染性紅斑横這横這×横這× 増加報告なし×
RSウイルス感染症横這横這横這 横這報告なし×
水痘横這横這×横這 横這報告なし×
記号の説明
◎:流行、〇:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
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