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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2019年 第11週 (3/11〜3/17) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が1件(出雲圏域)、 急性脳炎が1件(出雲圏域)、 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が1件(出雲圏域)、 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
〇インフルエンザ :県内全域(4.4)の患者報告数は減少しています。 圏域別では隠岐圏域(7.5)、益田圏域(6.0)、松江圏域(5.8)および大田圏域(5.7)で定点当り5.0人以上の流行が続いているほか、雲南圏域(4.3)および出雲圏域(3.0)で患者発生報告があります。 迅速検査ではすべての圏域でA型が検出されているほか、松江圏域および出雲圏域でB型が検出されています。
〇感染性胃腸炎 :★島根県薬事衛生課から冬季の食中毒注意報が発表されています★県内全域(4.6)の患者報告数はやや減少しています。 隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があり、雲南圏域(7.0)、出雲圏域(5.6)、大田圏域(5.5)、松江圏域(5.0)および益田圏域(5.0)で定点当り5.0人以上の流行となっています。
〇A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(2.7)の患者報告数は横ばいです。 松江圏域(6.3)では第7週(2.1)以降、患者報告数が増加しつづけているほか、出雲圏域(2.0)で定点当り2.0人以上でやや流行しています。
〇伝染性紅斑 :県内全域(0.2)の患者報告数は横ばいです。 浜田圏域(0.7)および松江圏域(0.4)で患者発生報告があります。
〇流行性角結膜炎 :浜田圏域(1.0)の眼科定点から患者発生報告があります。
〇マイコプラズマ肺炎 :浜田圏域(1.0)の基幹病院定点から患者発生報告があります。
〇クラミジア肺炎 :出雲圏域(0.5)の基幹病院定点から患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
〇インフルエンザ :AH1(2009pdm)型およびAH3(香港)型が検出されています。
〇感染性胃腸炎 :ノロウイルスGIIおよびアデノウイルス2型が検出されています。
〇手足口病・発疹症 :コクサッキーウイルスA6型が検出されています。
〇扁桃炎・咽頭炎 :アデノウイルス2型、3型が検出されています。
〇咽頭結膜熱 :アデノウイルス3型が検出されています。
〇熱性疾患 :RSウイルスおよびライノウイルスが検出されています。
〇肺・気管支炎 :ヒトメタニューモウイルス、RSウイルス、ライノウイルス、アデノウイルス1型、3型およびパラインフルエンザウイルス1型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ減少減少横這 横這横這
感染性胃腸炎横這横這横這 横這報告なし×
A群溶連菌咽頭炎横這増加横這 横這報告なし×
伝染性紅斑横這横這横這× 横這報告なし×
RSウイルス感染症横這横這横這 横這報告なし×
ロタウイルス横這×報告なし×横這× 報告なし×報告なし×
記号の説明
◎:流行、〇:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ ロタウイルス発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
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