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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2019年 第13週 (3/25〜3/31) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が1件[1](益田圏域)、 つつが虫病が1件(出雲圏域)、 ブルセラ症が1件(益田圏域)、 梅毒が1件(雲南圏域)、 侵襲性インフルエンザ菌感染症が1件(松江圏域)、 侵襲性肺炎球菌感染症が1件(出雲圏域)、 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が1件(松江圏域)、 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
〇インフルエンザ :県内全域(1.6)の患者報告数は減少しています。 すべての圏域で患者発生報告があり、大田圏域(3.3)、隠岐圏域(3.0)および松江圏域(2.6)では定点当り2.0人以上でやや流行しています。 迅速検査ではA型がすべての圏域で検出されているほか、松江圏域、雲南圏域および隠岐圏域でB型が検出されています。
〇A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(1.2)の患者報告数は減少しています。 松江圏域(2.3)で定点当り2.0人を超えてやや流行しているほか、出雲圏域(1.8)および浜田圏域(1.0)で患者発生報告があります。
〇感染性胃腸炎 :県内全域(5.4)の患者報告数は横ばいです。 隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があり、益田圏域(12.0)で定点当り10.0人を超えて流行しているほか、松江圏域(7.7)で定点当り5.0人以上とやや流行しています。
〇RSウイルス感染症 :県内全域(0.6)の患者報告数は横ばいです。 松江圏域(1.6)で定点当り1.0人以上でやや流行しているほか、浜田圏域(0.3)および出雲圏域(0.2)で患者発生報告があります。
〇手足口病 :県内全域(0.4)の患者報告数は横ばいです。 松江圏域(1.1)では定点当り1.0人以上でやや流行しているほか、出雲圏域(0.2)で患者発生報告があります。
〇無菌性髄膜炎 :出雲圏域(0.5)の基幹定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
〇インフルエンザ :AH1(2009pdm)型およびAH3(香港)型が検出されています。
〇感染性胃腸炎 :ノロウイルスGIおよびGIIが検出されています。
〇扁桃炎・咽頭炎 :アデノウイルス2型が検出されています。
〇咽頭結膜熱 :アデノウイルス3型が検出されています。
〇熱性疾患 :単純ヘルペスウイルス1型が検出されています。
〇肺・気管支炎 :ヒトメタニューモウイルス、RSウイルス、ライノウイルスおよびアデノウイルス1型、2型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ横這横這横這 横這減少
A群溶連菌咽頭炎減少減少減少 横這報告なし×
感染性胃腸炎横這横這減少 横這報告なし×
RSウイルス感染症横這横這横這 横這報告なし×
手足口病横這横這横這 横這×報告なし×
水痘横這横這横這× 横這×報告なし×
記号の説明
◎:流行、〇:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
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