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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2017年 第5週 (1/30〜2/5) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 今週の報告はありませんでした。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :★島根県薬事衛生課からインフルエンザ流行注意報 が発表されています。★
県内全域(24.7)の患者報告数はやや増加し、注意報レベル(10.0)を超える流行が続いています。特 に、雲南圏域(30.7)で警報レベル(30.0)を、松江圏域(29.5)で警報レベル終息基準値(10.0)を超 える流行が続いているほか、出雲(26.9)及び益田圏域(23.2)等、隠岐圏域を除く各圏域で注意報 レベル(10.0)を超える流行となっています。各医療機関ではA型を中心に、出雲圏域では少数なが らB型も検出(迅速診断)されています。うがい・手洗い・咳エチケット等、感染予防を心掛けましょう。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(3.3)の患者報告数は増加しています。松江圏域(5.4)、益田圏域(5.3)及び出雲圏域(4.6)で増加傾向を示しやや流行しています。
○流行性耳下腺炎 :県内全域(1.6)の患者報告数は過去5年間の同期に比べ多い状況が続いており、特に、雲南圏域(5.5)では警報レベル終息基準値(2.0)を超える流行が続いています。 益田圏域(2.0)及び出雲圏域(1.6)でやや流行しているほか、松江圏域(1.7)で増加傾向を示しており注意が必要です。
○咽頭結膜熱 :雲南圏域(1.0)、松江圏域(0.9)及び出雲圏域(0.8)でやや流行しているほか、益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○RSウイルス感染症 :益田圏域(2.7)で増加傾向を示しやや流行しているほか、雲南圏域(0.5)で患者発生報告があります。
○マイコプラズマ肺炎 :雲南圏域(3.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :A香港型が11月下旬以降、県内全域で検出されています。
○感染性胃腸炎 :県内全域で主にノロウイルスGUが検出されているほか、ノロウイルスGTが中部で検出されています。
○咽頭結膜熱 :11月にアデノウイルス1型、2型及び3型が、12月にアデノウイルス2型及び5型が検出されています。
○肺・気管支炎 :RSウイルス及びライノウイルスが継続して検出されているほか、12月に入りエコーウイルス6型 が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ増加増加増加 増加横這
感染性胃腸炎横這横這横這 横這減少
A群溶連菌咽頭炎増加増加増加 増加報告なし×
流行性耳下腺炎横這増加減少 横這報告なし×
咽頭結膜熱横這横這横這 横這報告なし×
RSウイルス感染症横這横這×横這 増加報告なし×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
流行性耳下腺炎発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ
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