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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2017年 第4週 (1/23〜1/29) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が3件(松江圏域1件、浜田圏域1件、益田圏域1件[1])報告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :★島根県薬事衛生課からインフルエンザ流行注意報 が発表されています。★
県内全域(22.2)の患者報告数はやや増加し、注意報レベル(10.0)を超える流行が続いています。 特に、松江圏域(33.0)及び雲南圏域(31.7)で警報レベル(30.0)を超える流行となっているほか、 大田圏域(20.3)及び出雲圏域(18.2)等、隠岐圏域を除く各圏域で注意報レベル(10.0)を超える流行となっています。 A型を中心に、ごく少数ながらB型も医療機関で検出(迅速診断)されています。うがい・手洗い・咳エチケット等、感染予防を心掛けましょう。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(2.6)の患者報告数はほぼ横ばいです。松江圏域(5.7)で増加傾向を示し流行しているほか、出雲圏域(2.4)及び大田圏域(2.0)でやや流行しており、雲南圏域(1.5)で患者発生報告があります。
○流行性耳下腺炎 :県内全域(1.4)の患者報告数は過去5年間の同期に比べ多い状況が続いており、特に、雲南圏域(8.0)では警報レベルを超える流行となっています。益田圏域(2.0)でやや流行しているほか、出雲圏域(1.8)、浜田圏域(0.3)及び松江圏域(0.1)で患者発生報告があり注意が必要です。
○伝染性紅斑 :県内全域(0.7)の患者報告数はほぼ横ばいです。益田圏域(1.3)及び隠岐圏域(1.0)で警報レベル終息基準値(1.0)以上の流行が続いています。浜田圏域(1.7)で流行しているほか、大田圏域を除く各圏域で患者発生報告があり注意が必要です。
○水痘 :大田圏域(1.0)、松江圏域(0.6)、浜田圏域(0.3)及び出雲圏域(0.2)で患者発生報告があります。
○無菌性髄膜炎 :松江圏域(1.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
○マイコプラズマ肺炎 :雲南圏域(2.0)及び松江圏域(1.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :A香港型が11月下旬以降、県内全域で検出されています。
○感染性胃腸炎 :県内全域で主にノロウイルスGUが検出されているほか、ノロウイルスGTが中部で検出されています。
○手足口病 :9月以降、コクサッキーウイルスA6型が検出されています。
○咽頭結膜熱 :11月にアデノウイルス1型、2型及び3型が、12月にアデノウイルス2型及び5型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ増加増加増加 増加横這
感染性胃腸炎横這横這減少 横這増加
A群溶連菌咽頭炎増加増加横這 横這報告なし×
流行性耳下腺炎横這横這横這 横這報告なし×
伝染性紅斑横這横這横這 横這横這
水痘横這横這横這 横這報告なし×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
流行性耳下腺炎発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
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