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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2017年 第1週 (1/2〜1/8) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が1件(松江圏域)、侵襲性肺炎球菌感染症が1件(松江圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :県内全域(6.1)の患者報告数は、第50週以降、流行開始の目安となる定点当り1.0人を超えており、増加傾向が続いています。松江圏域(12.5)で注意報レベル(10.0)を超える流行となっているほか、各圏域でやや流行しています。各医療機関でA型が検出(迅速診断)されています。うがい・手洗い・咳エチケット等、感染予防を心掛けましょう。
○流行性耳下腺炎 :県内全域(1.7)の患者報告数は過去5年間の同期に比べ多い状況が続いています。雲南圏域(10.0)で増加し警報レベル(6.0)を超える流行となっています。出雲圏域(2.8)でやや流行しているほか、益田圏域(1.0)及び浜田圏域(0.3)で患者発生報告があり注意が必要です。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(1.3)の患者報告数はほぼ横ばいです。出雲圏域(2.8)でやや流行しており、松江圏域(1.7)、雲南圏域(1.5)及び浜田圏域(0.7)で患者発生報告があります。
○水痘 :県内全域(0.8)の患者報告数はほぼ横ばいです。大田圏域(2.5)でやや流行しているほか、隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。
○手足口病 :出雲圏域(2.2)でやや流行しているほか、松江圏域(0.4)で患者発生報告があります。
○無菌性髄膜炎 :出雲圏域(1.5)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
○マイコプラズマ肺炎 :雲南圏域(9.0)で増加しているほか、出雲圏域(0.5)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :A香港型が11月下旬には県内全域で検出され、増加しています。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルスGUが11月下旬には県内全域で検出されています。エコーウイルス6型が11月中旬から検出されています。
○手足口病 :9月以降、コクサッキーウイルスA6型が検出されています。
○咽頭結膜熱 :10月は、主にアデノウイルス3型が検出されていましたが、11月に入り、アデノウイルス1型及びアデノウイルス2型も検出されています。
○肺・気管支炎 :RSウイルス及びライノウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ横這増加横這 横這横這
感染性胃腸炎減少減少減少 減少増加
流行性耳下腺炎横這減少×増加 横這報告なし×
A群溶連菌咽頭炎横這減少横這 横這横這×
水痘横這横這横這 横這報告なし×
手足口病横這横這横這 横這×報告なし×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ
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