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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
結核が1件(松江圏域)、侵襲性肺炎球菌感染症が1件(松江圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ
:県内全域(6.1)の患者報告数は、第50週以降、流行開始の目安となる定点当り1.0人を超えており、増加傾向が続いています。松江圏域(12.5)で注意報レベル(10.0)を超える流行となっているほか、各圏域でやや流行しています。各医療機関でA型が検出(迅速診断)されています。うがい・手洗い・咳エチケット等、感染予防を心掛けましょう。
○感染性胃腸炎
:★島根県薬事衛生課から 冬季の食中毒注意報 が発表されています。★
県内全域(5.9)の患者報告数は減少していますが、隠岐圏域(19.0)で警報レベル終息基準値(12.0)を超える流行が続いているほか、各圏域で患者発生報告があります。手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。
県内全域(5.9)の患者報告数は減少していますが、隠岐圏域(19.0)で警報レベル終息基準値(12.0)を超える流行が続いているほか、各圏域で患者発生報告があります。手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。
○流行性耳下腺炎
:県内全域(1.7)の患者報告数は過去5年間の同期に比べ多い状況が続いています。雲南圏域(10.0)で増加し警報レベル(6.0)を超える流行となっています。出雲圏域(2.8)でやや流行しているほか、益田圏域(1.0)及び浜田圏域(0.3)で患者発生報告があり注意が必要です。
○A群溶連菌咽頭炎
:県内全域(1.3)の患者報告数はほぼ横ばいです。出雲圏域(2.8)でやや流行しており、松江圏域(1.7)、雲南圏域(1.5)及び浜田圏域(0.7)で患者発生報告があります。
○水痘
:県内全域(0.8)の患者報告数はほぼ横ばいです。大田圏域(2.5)でやや流行しているほか、隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。
○手足口病
:出雲圏域(2.2)でやや流行しているほか、松江圏域(0.4)で患者発生報告があります。
○無菌性髄膜炎
:出雲圏域(1.5)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
○マイコプラズマ肺炎
:雲南圏域(9.0)で増加しているほか、出雲圏域(0.5)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
○インフルエンザ
:A香港型が11月下旬には県内全域で検出され、増加しています。
○感染性胃腸炎
:ノロウイルスGUが11月下旬には県内全域で検出されています。エコーウイルス6型が11月中旬から検出されています。
○手足口病
:9月以降、コクサッキーウイルスA6型が検出されています。
○咽頭結膜熱
:10月は、主にアデノウイルス3型が検出されていましたが、11月に入り、アデノウイルス1型及びアデノウイルス2型も検出されています。
○肺・気管支炎
:RSウイルス及びライノウイルスが検出されています。