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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が1件(出雲圏域)報告さ
れています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ
:県内全域(4.8)の患者報告数は、第50週以降、流行開始の目安となる定点当り1.0人を超えており、増加傾向が続いています。松江圏域(8.2)、益田圏域(6.2)及び雲南圏域(5.3)でやや流行しているほか、各圏域で患者発生報告があります。各医療機関でA型が検出(迅速診断)されています。うがい・手洗い・咳エチケット等、感染予防を心掛けましょう。
○感染性胃腸炎
:★島根県薬事衛生課から 冬季の食中毒注意報 が発表されています。★
県内全域(10.7)の患者報告数は第51週に比べやや減少しています。隠岐圏域(24.0)で警報レベル(20.0)を超える流行となっているほか、出雲圏域(14.4)で警報レベル終息基準値(12.0)を超える流行が続いています。松江圏域(12.0)及び益田圏域(10.7)でやや流行しているほか、各圏域で患者発生報告があります。手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。
県内全域(10.7)の患者報告数は第51週に比べやや減少しています。隠岐圏域(24.0)で警報レベル(20.0)を超える流行となっているほか、出雲圏域(14.4)で警報レベル終息基準値(12.0)を超える流行が続いています。松江圏域(12.0)及び益田圏域(10.7)でやや流行しているほか、各圏域で患者発生報告があります。手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。
○A群溶連菌咽頭炎
:県内全域(1.4)の患者報告数は第51週に比べ減少しています。松江圏域(2.6)及び出雲圏域(2.4)でやや流行しており、浜田圏域(0.7)及び益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○水痘
:県内全域(0.8)の患者報告数はほぼ横ばいですが、松江圏域(1.7)では増加傾向を示しています。益田圏域(1.0)でやや流行しているほか、出雲圏域(0.4)及び浜田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○咽頭結膜熱
:県内全域(0.7)の患者報告数はほぼ横ばいです。出雲圏域(1.4)及び雲南圏域(1.0)でやや流行しているほか、大田圏域及び隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。
○流行性耳下腺炎
:県内全域(0.7)の患者報告数は過去5年間の同期に比べ多い状況が続いています。雲南圏域(2.5)で警報レベル終息基準値(2.0)を超える流行が続いており、出雲圏域(0.8)、益田圏域(0.7)及び松江圏域(0.6)で患者発生報告があり注意が必要です。
○マイコプラズマ肺炎
:雲南圏域(2.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
○インフルエンザ
:A香港型が11月下旬には県内全域で検出され、増加しています。
○感染性胃腸炎
:ノロウイルスGUが11月下旬には県内全域で検出されています。
○咽頭結膜熱
:10月は、主にアデノウイルス3型が検出されていましたが、11月に入り、アデノウイルス1型及びアデノウイルス2型も検出されています。
○肺・気管支炎
:RSウイルスは、11月中旬以降、検出されていません。ライノウイルスが気管支炎、肺炎から検出されています。