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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2016年 第48週 (11/28〜12/4) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が1件(出雲圏域)、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症1件(出雲圏域)、後天性免疫不全症候群が1件(松江圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :出雲圏域(0.7)、松江圏域(0.4)及び雲南圏域(0.3)で患者発生報告があり、A型が医療機関で検出(迅速診断)されています。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(2.0)の患者報告数はほぼ横ばいです。松江圏域(4.3)及び出雲圏域(2.2)でやや流行しているほか、大田圏域及び浜田圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。
○RSウイルス感染症 :県内全域(1.3)の患者報告数は減少していますが、雲南圏域(2.5)、松江圏域(2.1)、浜田圏域(1.0)及び益田圏域(1.0)でやや流行しているほか、出雲圏域(0.8)で患者発生報告があります。
○流行性耳下腺炎 :県内全域(1.2)の患者報告数は過去5年間の同期に比べ多い状況が続いています。特に、雲南圏域(4.0)では注意報レベル(3.0)を超える流行が続いています。松江圏域(2.0)で流行しているほか、大田圏域及び隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があり注意が必要です。
○手足口病 :県内全域(1.0)の患者報告数はほぼ横ばいです。出雲圏域(4.0)でやや流行しているほか、松江圏域(0.4)及び益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○伝染性紅斑 :県内全域(0.9)の患者報告数は増加傾向を示しており、隠岐圏域(4.0)及び益田圏域(3.7)で警報レベル(2.0)を超える流行となっています。大田圏域(1.0)でやや流行しているほか、松江圏域(0.4)で患者発生報告があり注意が必要です。
○流行性角結膜炎 :出雲圏域(1.0)で患者発生報告があるほか、学校欠席者情報収集システムによると、松江圏域及び出雲圏域で患者発生報告があります。
○マイコプラズマ肺炎 :隠岐圏域(1.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :A香港型が10月下旬以降東部で、11月下旬には西部で検出されています。
○感染性胃腸炎 :9月下旬以降、ノロウイルスGUが急増しています。10月に東部でノロウイルスGT及びノロウイルスGUが同一患者から検出されています。9月にヒトパレコウイルス1型、10月にエンテリックアデノウイルスが検出されています。
○手足口病 :2015年に手足口病から検出されていたコクサッキーウイルスA6型が8月に検出されており、その後、増加しています。
○肺・気管支炎 :1歳以下の上気道炎、気管支炎及び肺炎から、RSウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
感染性胃腸炎横這減少増加 横這横這
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這横這
RSウイルス感染症減少横這減少 減少報告なし×
流行性耳下腺炎横這横這横這 横這報告なし×
手足口病横這横這横這 横這報告なし×
伝染性紅斑増加横這横這× 増加横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ
流行性耳下腺炎発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ
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