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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2016年 第47週 (11/21〜11/27) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が3件(松江圏域1件、雲南圏域1件、益田圏域1件)報告されて います。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :雲南圏域(0.7)、松江圏域(0.5)及び隠岐圏域(0.5)で患者発生報告があり、A型が医療機関で検 出(迅速診断)されています。
○RSウイルス感染症 :県内全域(1.7)の患者報告数は減少していますが、雲南圏域(5.0)で流行しているほか、出雲圏域(2.0)、浜田圏域(2.0)、松江圏域(1.4)及び益田圏域(1.3)でやや流行しています。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(1.7)の患者報告数はほぼ横ばいです。雲南圏域(3.5)、松江圏域(2.3)及び出雲圏域(2.2)でやや流行しているほか、隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。
○流行性耳下腺炎 :県内全域(1.3)の患者報告数は過去5年間の同期に比べ多い状況が続いています。特に、雲南圏域(5.5)では増加傾向を示しており、注意報レベル(3.0)を超える流行が続いています。 松江圏域(2.1)で流行しているほか、大田圏域及び隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があり注意が必要です。
○伝染性紅斑 :県内全域(1.0)の患者報告数は増加傾向です。隠岐圏域(5.0)で警報レベル(2.0)を超える流行が続いており、大田圏域(2.0)も警報レベル(2.0)の流行となっています。 浜田圏域(1.3)及び松江圏域(1.0)でやや流行しているほか、雲南圏域を除く各圏域で患者発生報告があり注意が必要です。
○手足口病 :県内全域(1.0)の患者報告数はほぼ横ばいです。益田圏域(1.7)、松江圏域(1.4)及び出雲圏域(1.4)でやや流行しているほか、雲南圏域(0.5)で患者発生報告があります。
○流行性角結膜炎 :出雲圏域(1.0)で患者発生報告があるほか、学校欠席者情報収集システムによると、松江圏域で患者発生報告があります。
○無菌性髄膜炎 :松江圏域(2.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
○マイコプラズマ肺炎 :雲南圏域(1.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :10月下旬以降、東部からA香港型が検出されています。
○感染性胃腸炎 :9月下旬以降、ノロウイルスGUが急増しています。10月に東部でノロウイルスGT及びノロウイルスGUが同一患者から検出されています。 9月にヒトパレコウイルス1型、10月にエンテリックアデノウイルスが検出されています。
○手足口病 :2015年に手足口病から検出されていたコクサッキーウイルスA6型が8月に検出されており、その後、増加しています。
○肺・気管支炎 :1歳以下の上気道炎、気管支炎及び肺炎から、RSウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
感染性胃腸炎横這減少横這 増加横這
RSウイルス感染症減少減少減少 横這報告なし×
A群溶連菌咽頭炎横這減少横這 横這横這×
流行性耳下腺炎横這横這増加 横這報告なし×
伝染性紅斑増加横這横這 増加横這
手足口病横這横這横這 横這報告なし×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
流行性耳下腺炎発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ
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