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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2016年 第46週 (11/14〜11/20) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 アメーバ赤痢が1件(大田圏域)、侵襲性肺炎球菌感染症が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :雲南圏域(0.7)、隠岐圏域(0.5)、松江圏域(0.4)、出雲圏域(0.2)及び浜田圏域(0.2)で患者発生 報告があり、A型が医療機関で検出(迅速診断)されています。
○RSウイルス感染症 :県内全域(2.4)の患者報告数は第43週をピークに減少していますが、雲南圏域(5.0)、出雲圏域(3.6)及び浜田圏域(3.0)で流行しているほか、松江圏域(1.9)及び益田圏域(1.7)でやや流行しています。 大田圏域(0.5)も患者発生報告があり、引き続き注意が必要です。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(2.3)の患者報告数はほぼ横ばいです。松江圏域(4.9)、隠岐圏域(3.0)及び出雲圏域(2.6)でやや流行しているほか、大田圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。
○流行性耳下腺炎 :県内全域(1.6)の患者報告数は過去5年間の同期に比べ多い状況が続いています。特に、雲南圏域(3.5)では注意報レベル(3.0)を超える流行が続いています。 松江圏域(2.7)で流行しているほか、出雲圏域(1.2)、浜田圏域(1.0)及び益田圏域(0.3)でやや流行しており注意が必要です。
○手足口病 :県内全域(0.9)の患者報告数はほぼ横ばいです。出雲圏域(2.4)、雲南圏域(2.0)及び松江圏域(0.6)でやや流行しているほか、益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○伝染性紅斑 :隠岐圏域(6.0)で警報レベル(2.0)を超える流行となっています。益田圏域(1.3)でやや流行しているほか、大田圏域(1.0)、松江圏域(0.4)及び出雲圏域(0.2)で患者発生報告があります。
○マイコプラズマ肺炎 :松江圏域(2.0)及び雲南圏域(1.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
○感染性胃腸炎(ロタ) :隠岐圏域(2.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :10月下旬に東部からA香港型が検出されています。
○感染性胃腸炎 :9月下旬以降、ノロウイルスGUが急増しています。10月に東部でノロウイルスGT及びノロウイルスGUが同一患者から検出されています。 9月にヒトパレコウイルス1型、10月にエンテリックアデノウイルスが検出されています。
○手足口病 :2015年に手足口病から検出されていたコクサッキーウイルスA6型が8月に検出されており、その後、増加しています。
○無菌性髄膜炎 :乳児の検体から、コクサッキーウイルス3型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
感染性胃腸炎横這横這減少 増加横這
RSウイルス感染症減少減少減少 横這報告なし×
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這横這
流行性耳下腺炎横這横這横這 横這報告なし×
手足口病横這横這横這 横這報告なし×
伝染性紅斑横這横這横這 横這横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
流行性耳下腺炎発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ
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