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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
結核が1件(松江圏域)、日本紅斑熱が1件(出雲圏域)、アメーバ赤痢が1件(松江圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ
:松江圏域(0.8)及び出雲圏域(0.3)で散発的な患者発生報告があり、A型が医療機関で検出(迅速診断)されています。松江圏域では学年閉鎖措置学校が1校あり、今後の動向に注意が必要です。
○感染性胃腸炎
:★島根県薬事衛生課から 冬季の食中毒注意報 が発表されています。★
県内全域(11.9)の患者報告数は増加傾向で、過去5年間の同期に比べ多い状況となっています。特に、松江圏域(20.9)では警報レベル(20.0)を超える流行となっています。雲南圏域(18.5)及び大田圏域(10.0)流行しているほか、各圏域で患者発生報告があります。手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。
県内全域(11.9)の患者報告数は増加傾向で、過去5年間の同期に比べ多い状況となっています。特に、松江圏域(20.9)では警報レベル(20.0)を超える流行となっています。雲南圏域(18.5)及び大田圏域(10.0)流行しているほか、各圏域で患者発生報告があります。手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。
○RSウイルス感染症
:県内全域(3.5)の患者報告数は過去5年間の同期に比べ多い状況が続いています。特に、出雲圏域(7.8)及び松江圏域(3.1)で流行しているほか、益田圏域(3.7)も増加傾向を示しています。また、雲南圏域(2.5)及び浜田圏域(1.0)でやや流行しており注意が必要です。
○A群溶連菌咽頭炎
:県内全域(2.2)の患者報告数はほぼ横ばいです。松江圏域(4.0)、雲南圏域(3.5)及び出雲圏域(2.2)でやや流行しているほか、浜田圏域(1.3)及び益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○流行性耳下腺炎
:県内全域(1.2)の患者報告数は過去5年間の同期に比べ多い状況が続いています。松江圏域(2.7)で流行しているほか、益田圏域(1.7)、雲南圏域(1.0)及び出雲圏域(0.4)でやや流行しており注意が必要です。
○手足口病
:県内全域(1.1)の患者報告数はほぼ横ばいです。出雲圏域(2.2)、松江圏域(1.3)及び雲南圏域(1.0)でやや流行しているほか、大田圏域及び隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。
○伝染性紅斑
:隠岐圏域(4.0)で警報レベル(2.0)を超える流行が続いているほか、益田圏域(1.3)、松江圏域(0.3)及び出雲圏域(0.2)で患者発生報告があり注意が必要です。
○流行性角結膜炎
:松江圏域(1.0)で患者発生報告があります。手洗い等感染予防を心掛けましょう。
○無菌性髄膜炎
:出雲圏域(0.5)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
○マイコプラズマ肺炎
:雲南圏域(2.0)、浜田圏域(1.0)及び出雲圏域(0.5)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
○感染性胃腸炎(ロタ)
:大田圏域(1.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
○インフルエンザ
:10月下旬に東部からA香港型が検出されています。
○感染性胃腸炎
:9月下旬以降、ノロウイルスGUが急増しています。10月に東部でノロウイルスGT及びノロウイルスGUが同一患者から検出されているほか、エンテリックアデノウイルスが検出されています。
○手足口病
:2015年に手足口病から検出されていたコクサッキーウイルスA6型が9月に検出されています。
○熱性疾患
:9月にコクサッキーウイルスA6型及びコクサッキーウイルスB3型が検出されています。
○肺・気管支炎
:9月以降、RSウイルスの検出が増加しています。
○流行性角結膜炎
:5月に西部でアデノウイルス37型が検出されていましたが、8月末から9月に中部でアデノウイルス3型が検出されています。