○インフルエンザ ：★島根県薬事衛生課からインフルエンザ流行警報が発表されています。★
県内全域(17.0)の患者報告数は第9週をピークに減少していますが、各圏域で流行が続いており、特に、出雲圏域(21.3)、益田圏域(19.8)、松江圏域(17.9)、大田圏域(16.0)及び浜田圏域(14.8)では、定点当り10.0人を超える流行が続いています。Ａ型及びＢ型が医療機関で検出(迅速診断)されています。 うがい・手洗いの励行等感染予防を心掛けましょう。

○感染性胃腸炎 ：★島根県薬事衛生課から 冬季の食中毒警報 が発表されています。★
県内全域(12.3)の患者報告数はほぼ横ばいですが、雲南圏域(20.5)で警報レベル(20.0)を超える流行となっているほか、 松江圏域(18.7)、大田圏域(17.0)及び出雲圏域(10.6)で定点当り10.0人を超える流行が続いています。 手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。

○A群溶連菌咽頭炎 ：県内全域(2.9)の患者報告数は減少傾向ですが、過去5年間の同期に比べ多い状況が続いています。特に、雲南圏域(5.5)及び松江圏域(4.9)で定点当り4.0人を超える流行となっており注意が必要です。

〇咽頭結膜熱 ：益田圏域(1.7)で増加傾向を示しているほか、出雲圏域(1.4)及び松江圏域(0.7)で患者発生報告があります。

○流行性耳下腺炎 ：松江圏域(1.1)、浜田圏域(0.7)及び益田圏域(0.7)で患者発生報告があります。

○伝染性紅斑 ：出雲圏域(0.6)、大田圏域(0.5)及び松江圏域(0.2)で患者発生報告があります。

○マイコプラズマ肺炎 ：雲南圏域(1.0)、浜田圏域(1.0)及び出雲圏域(0.5)の基幹病院定点で患者発生報告があります。

○感染性胃腸炎(ロタ) ：浜田圏域(4.0)及び出雲圏域(3.5)で流行が続いているほか、松江圏域(3.0)の基幹病院定点でも患者発生報告があり、増加傾向を示しています。

○インフルエンザ ：今シーズンはＡ香港型、A2009型及びB型(ビクトリア系統、山形系統)が検出されています。 第6週以降はB型優位となっています。系統別の検出割合はほぼ同じですが、 ヴィクトリア系統が県内全域から検出されているのに対し、山形系統は西部を中心に中部・西部で検出されています。

○感染性胃腸炎 ：県内全域でA群ロタウイルス及びノロウイルスG�Uが多数検出されており、 特に2月以降はA群ロタウイルスが増加しています。 また、東部・中部で散発的にサポウイルス、アストロウイルス、コクサッキーウイルスB2型が検出されています。

○咽頭結膜熱 ：1月及び2月の東部の検体からアデノウイルス3型が検出されています。

○肺・気管支炎 ：ヒトメタニューモウイルス、コクサッキーウイルスB2型が散発的に検出されています。