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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
結核が4件[1](松江圏域2件、出雲圏域1件[1]、隠岐圏域1件)、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○インフルエンザ
:★島根県薬事衛生課からインフルエンザ流行警報が発表されています。★
県内全域(23.1)の患者報告数は減少していますが、各圏域で流行が続いており、特に、出雲圏域(29.1)、浜田圏域(23.8)、益田圏域(23.6)、大田圏域(22.7)及び松江圏域(21.6)では、定点当り(20.0)人を超える流行となっています。A型及びB型が医療機関で検出(迅速診断)されています。うがい・手洗いの励行等感染予防を心掛けましょう。
県内全域(23.1)の患者報告数は減少していますが、各圏域で流行が続いており、特に、出雲圏域(29.1)、浜田圏域(23.8)、益田圏域(23.6)、大田圏域(22.7)及び松江圏域(21.6)では、定点当り(20.0)人を超える流行となっています。A型及びB型が医療機関で検出(迅速診断)されています。うがい・手洗いの励行等感染予防を心掛けましょう。
○感染性胃腸炎
:★島根県薬事衛生課から 冬季の食中毒警報 が発表されています。★
県内全域(12.1)の患者報告数は減少していますが、松江圏域(20.9)で警報レベル(20.0)を超える流行が続いているほか、大田圏域(15.0)、出雲圏域(13.2)及び雲南圏域(10.5)で定点当り10.0人を超える流行が続いています。手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。
県内全域(12.1)の患者報告数は減少していますが、松江圏域(20.9)で警報レベル(20.0)を超える流行が続いているほか、大田圏域(15.0)、出雲圏域(13.2)及び雲南圏域(10.5)で定点当り10.0人を超える流行が続いています。手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。
○A群溶連菌咽頭炎
:県内全域(3.1)の患者報告数は、過去5年間の同期に比べ多い状況が続いています。特に、雲南圏域(8.0)で警報レベル(8.0)の流行となっているほか、出雲圏域(4.8)で定点当り4.0人を超える流行となっており注意が必要です。
〇咽頭結膜熱
:出雲圏域(6.4)で増加し警報レベル(3.0)を超える流行が続いています。また、益田圏域(1.7)で増加しており、松江圏域(1.1)も患者発生報告があります。
○伝染性紅斑
:雲南圏域(1.0)、出雲圏域(0.8)及び松江圏域(0.6)で患者発生報告があります。
○流行性耳下腺炎
:益田圏域(1.7)、松江圏域(0.6)大田圏域(0.5)及び浜田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○流行性角結膜炎
:浜田圏域(1.0)で患者発生報告があります。また、学校欠席者情報収集システムによると、松江・雲南・大田・浜田圏域で患者発生報告があります。手洗い等感染予防を心掛けましょう。
○無菌性髄膜炎
:出雲圏域(0.5)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
○マイコプラズマ肺炎
:雲南圏域(6.0)で増加しているほか、浜田圏域(2.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
○感染性胃腸炎(ロタ)
:出雲圏域(3.0)で流行が続いているほか、浜田圏域(1.0)及び益田圏域(1.0)の基幹病院定点で患者発生報告が続いています。
○インフルエンザ
:今シーズンはA香港型、A2009型及びB型(ビクトリア系統、山形系統)が検出されています。
第6週以降はB型優位となっています。系統別の検出割合はほぼ同じですが、ヴィクトリア系統が県内全域から検出されているのに対し、山形系統は西部を中心に中部・西部で検出されています。
○感染性胃腸炎
:県内全域でA群ロタウイルス及びノロウイルスGUが多数検出されており、特に2月以降はA群ロタウイルスが増加しています。また、東部・中部で散発的にサポウイルス、アストロウイルスが検出されています。
○無菌性髄膜炎
:第6週に中部で髄液からコクサッキーウイルスB3型が検出されています。
○肺・気管支炎
:ヒトメタニューモウイルス、コクサッキーウイルスB2型が散発的に検出されています。