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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2015年 第17週 (4/20〜4/26) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が1件[1](出雲圏域)、腸管出血性大腸菌感染症(O157)が1件 (松江圏域)、梅毒が1件[1](出雲圏域)、カルバペネム耐性腸内細菌 科細菌感染症が2件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○インフルエンザ :県内全域の患者報告数(1.4)は減少していますが、雲南圏域(3.0)、松江圏域(2.3)、大田圏域(2.0)及び出雲圏域(1.3)で流行が続いています。学級閉鎖措置をとった学校が松江圏域で2校及び出雲圏域で1校あります。引き続き、うがい・手洗い等の感染予防を心掛けましょう。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域の患者報告数(3.6)はやや減少傾向ですが、例年の同時期と比べ、多い状態が続いています。松江圏域(5.0)、大田圏域(4.0)、出雲圏域(3.8)及び雲南圏域(3.0)で定点当り3.0人を超える流行となっています。
○手足口病 :県内全域の患者報告数(4.3)は第16週に比べ減少していますが、松江圏域(6.6)、雲南圏域(5.0)、益田圏域(3.7)及び出雲圏域(3.6)では患者報告数の多い状態が続いています。また、これまで患者報告数が少なかった浜田圏域(4.3)からも患者報告があります。
○感染性胃腸炎 :県内全域の患者報告数(6.5)はほぼ横ばいですが、出雲圏域(12.6)では患者報告数が増加傾向を示しており、定点あたり10.0人を超える流行が続いています。また、益田圏域の基幹定点からロタウイルスの患者報告が4件あり、流行が続いています。手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。
○咽頭結膜熱 :県内全域の患者報告数(1.4)は増加傾向です。特に、出雲圏域(4.6)は第16週から警報レベル(3.0)を超える流行となっています。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :患者減少に伴い、検出株数も減少しています。A香港型、B型が検出されており、B型の割合が多くなっています。
○手足口病 :松江・雲南・出雲圏域の患者からコクサッキーウイルスA6型が検出されています。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルスG2、アストロウイルスが検出されています。
○肺・気管支炎 :3月以降、ヒトメタニューモウイルスが増加しています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ横這横這横這 横這横這×
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 増加報告なし×
手足口病横這増加横這 横這報告なし×
感染性胃腸炎横這横這増加 横這報告なし×
咽頭結膜熱増加横這増加 横這報告なし×
流行性耳下腺炎横這横這横這× 減少×横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ
感染性胃腸炎発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
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