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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2015年 第18週 (4/27〜5/3) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が1件(益田圏域)、劇症型溶血性レンサ球菌感染症が1件(松 江圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○手足口病 :県内全域(4.3)の患者報告数はほぼ横ばいです。浜田圏域(7.3)、松江圏域(7.3)及び雲南圏域(6.0)で警報レベル(5.0)を超える流行となっています。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(3.4)の患者報告数はやや減少傾向ですが、例年の同期と比較して多い状態が続いています。松江圏域(4.9)、出雲圏域(4.4)及び雲南圏域(4.0)で定点当り3.0人を超える流行が続いています。
○咽頭結膜熱 :県内全域(1.0)の患者報告数は増加傾向を示しており、特に出雲圏域(3.6)では第16週から警報レベル(3.0)を超える流行が続いています。
○感染性胃腸炎 :県内全域(6.5)の患者報告数はほぼ横ばいです。出雲圏域(12.0)では定点当り10.0人を超える流行が続いています。手洗いの励行をし、食品の取り扱いに注意しましょう。
○流行性耳下腺炎 :益田圏域(0.7)、松江圏域(0.6)、出雲圏域(0.4)及び浜田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○インフルエンザ :県内全域(6.5)の患者報告数は減少しています。雲南圏域(2.6)、隠岐圏域(2.0)、松江圏域(1.5)及び大田圏域(1.0)で定点当り1.0人を超える患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○手足口病 :引き続き、松江・雲南・出雲圏域の患者からコクサッキーウイルスA6型が検出されています。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルスG2、エンテリックアデノウイルス、アストロウイルスが検出されています。
○インフルエンザ :患者減少に伴い、検出株数も減少しています。4月はB型のみが検出されました。
○肺・気管支炎 :3月以降、ヒトメタニューモウイルスが増加しています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
手足口病横這横這横這 横這報告なし×
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這横這
咽頭結膜熱増加横這増加 横這報告なし×
感染性胃腸炎横這横這横這 横這報告なし×
流行性耳下腺炎横這横這横這 横這横這×
インフルエンザ横這横這横這 横這横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
手足口病発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
感染性胃腸炎発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ インフルエンザ発生推移グラフ
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