結核が5件(出雲圏域4件、大田圏域1件)報告されています。

○インフルエンザ ：全県の報告患者数は激減しましたが、依然県内全域で流行しています。流行の主体 はAソ連型ですが、B型も検出されています。手洗い、うがいは感染症予防の基本です。 しっかりと行い感染予防に心がけてください。
○感染性胃腸炎 ：全県で報告患者数が増加しています。ノロウイルスによる流行が縮小し、Ａ群ロタ ウイルスによる流行が起こっています。今後も流行は長期間続きますので、手洗い、 食品の加熱等の予防に心掛けてください。
○A群溶連菌咽頭炎 ：今週は中部で報告患者数が増加しました。北海道、東北地方では流行していますの で注意が必要です。
○水痘 ：沖縄県では流行していますが、その他の県では小規模な流行に留まっています。島 根県も昨年末から報告患者数の増減を繰り返しながら流行が続いています。
○RSウイルス感染症 ：報告患者数は減少しつつありますが、依然、県内全域で小規模な流行が続いています。

　インフルエンザからAH1型(ソ連型)に加え、中部・西部でワクチン株とは違う系統のB型(山形系)が分離さ れているため要注意です。また、ヘルパンギーナからコクサッキーB5が分離され、感染性胃腸炎からはノロ ウイルスGII、Ａ群ロタウイルスが検出されています。

流行の推移： ：急増 ：増加傾向 ：急減 ：減少傾向 ：横這 ：報告なし
　今週：◎流行、○：やや流行、△散発、×：患者発生なし
※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。