結核が1件(出雲圏域)、腸管出血性大腸菌感染症(O157)が1件(出雲圏域)報告 されています。

○インフルエンザ ：全県の報告患者数は激減し、学校の閉鎖措置もほとんどなくなりましたが、依然県 内全域で小規模に流行しています。手洗い、うがいは感染症予防の基本です。しっか りと行い感染予防に心がけてください。
○感染性胃腸炎 ：ノロウイルスによる流行が縮小し、Ａ群ロタウイルスによる流行が全県で起こって います。今後も流行は長期間続きますので、手洗い、食品の加熱等の予防に心掛けて ください。
○A群溶連菌咽頭炎 ：小規模な流行が長期間続いています。
○水痘 ：全県で昨年末から報告患者数の増減を繰り返しながら小規模な流行が続いています。
○咽頭結膜熱 ：松江、出雲圏域で報告患者数が徐々に増加してきました。
○RSウイルス感染症 ：全県の報告患者数は数名となり、流行がおさまりつつあります。

　インフルエンザからAH1型(ソ連型)に加え、ワクチン株とは違う系統のB型(山形系)が分離されています。 また、手足口病からコクサッキーA16が分離され、感染性胃腸炎からはノロウイルスGII、Ａ群ロタウイルス が検出されています。

流行の推移： ：急増 ：増加傾向 ：急減 ：減少傾向 ：横這 ：報告なし
　今週：◎流行、○：やや流行、△散発、×：患者発生なし
※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。