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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2008年 第10週 (3/3〜3/9) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 結核が2件(松江圏域1件、出雲圏域1件)、腸チフスが1件(松江圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :全県の報告患者数はピーク時の1/4となりましたが、依然県内全域で流行していま す。流行の主体はAソ連型ですが、B型も検出されています。手洗い、うがいは感染症 予防の基本です。しっかりと行い感染予防に心がけてください。
○感染性胃腸炎 :東・中部で報告患者数が増加しています。流行の主体はノロウイルスですが、東・ 中部ではA群ロタウイルスによる流行も始まりました。今後も流行は長期間続きます ので、手洗い、食品の加熱等の予防に心掛けてください。
○A群溶連菌咽頭炎 :東・中部を中心に小規模な流行が長期間続いています。
○水痘 :県内全域で昨年末から報告患者数の増減を繰り返しながら流行が続いています。冬 季は流行期ですので注意してください。
○RSウイルス感染症 :報告患者数はピーク時と比較して半減しましたが、依然、県内全域で流行が続いて います。6か月未満の乳児が感染すると重篤な呼吸器疾患を引き起こすことがありま すので感染予防に心掛けてください。
3)主な病原体の分離状況等
 インフルエンザからAH1型(ソ連型)に加え、中部・西部でワクチン株とは違う系統のB型(山形系)が分離さ れているため要注意です。また、感染性胃腸炎からはノロウイルスGII、サポウイルス、A群ロタウイルス が検出されています。今週は松江保健所管内の集団事例からノロウイルス(GII)、出雲保健所管内の集団事 例からC群ロタウイルス、県央保健所管内の集団事例からノロウイルス(GII)が検出されました。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ 減少 減少 減少 減少
感染性胃腸炎 増加 増加 増加 減少
A群溶連菌咽頭炎 横這 増加 横這 横這
水痘 減少 減少 横這 横這
手足口病 横這 横這 報告なし × 横這
RSウイルス感染症 減少 横這 横這 急減
インフルエンザ流行情報
流行の推移急増:急増 増加:増加傾向 急減:急減 減少:減少傾向 横這:横這 報告なし:報告なし
 今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ
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