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大満寺山で見られる鳥類


イカル
ムクドリ大の鳥で、くちばしが太くて黄色いのが特徴です。オスの頭の上、翼、尾羽根は黒く、ほかは灰色をしています。口笛のような美しい声で、キーコーキー、キョココキーなどとさえずります。

 イカル



ウグイス
春告げ鳥として、鳴き声はよく耳にしますが、笹薮などで生活しているため、姿はなかなか発見できません。藪の中では、活発に動きながら昆虫などを食べています。冬期、市街地の生垣などに現れることもあります。繁殖期にオスがメスを呼ぶさえずりは、「ホーホケキョ」ですが、それ以外の時期には「チャッ、チャッ」と鳴きます。そのほか警戒の意味がある鳴き声など、数種類の鳴き方があります。
ウグイス



オオルリ
体長16.5cmくらいの夏鳥です。雄は背や頭部がルリ色で、のどから胸にかけては黒く、腹以下は白いのでよく目立ちます。さえずりはピールリ、ポピーリ、ピーリ、ピースなどと比較的ゆるやかなテンポで続けて鳴きます。キビタキとよく似た音色ですが、オオルリは歌の中に必ずギギッ、ジジッなどの濁音を入れるので聞き分けることができるでしょう。

 オオルリ



カラスバト
島根県では隠岐島にしか生息していない貴重な鳥で、昭和46年5月に国の天然記念物に指定され、保護がはかられています。しかし、その生活環境の保護については何の手だても講じられておらず、生態や生息数についても不明な点が多いのが実状です。

 



キツツキのなかま
自然林の中を歩いていると、キツツキが木をつついている音が聞こえることがあります。自然林の中はエサや繁殖に使われる枯木が多いため、たくさんのキツツキが生息しています。島根の自然林では、コゲラ、アオゲラ、オオアカゲラ、アカゲラなどが見られます。

 キツツキのなかま
アカゲラ



ホオジロ
草原を主なエサ場としていますが、雌を呼び寄せたりなわばりを宣言するためにさえずるのは木のてっぺんやこずえの先端です。さえずる声は美しく、「一筆啓上仕り候」と聞こえると言われています。

 ホオジロ

  


お問い合わせ先

自然環境課

島根県庁 自然環境課   〒690-8501   島根県松江市殿町128番地 東庁舎3階
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           shizen-koen@pref.shimane.lg.jp(自然公園許認可担当)