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地倉沼周辺で見られる鳥類


オオルリ
体長16.5cmくらいの夏鳥です。雄は背や頭部がルリ色で、のどから胸にかけては黒く、腹以下は白いのでよく目立ちます。さえずりはピールリ、ポピーリ、ピーリ、ピースなどと比較的ゆるやかなテンポで続けて鳴きます。キビタキとよく似た音色ですが、オオルリは歌の中に必ずギギッ、ジジッなどの濁音を入れるので聞き分けることができるでしょう。

 オオルリ



カラ類
シジュウカラやヤマカラなどの仲間のこと。カラ類は胸の模様に特徴があり、それによって見分けることができます。



キツツキのなかま
自然林の中を歩いていると、キツツキが木をつついている音が聞こえることがあります。自然林の中はエサや繁殖に使われる枯木が多いため、たくさんのキツツキが生息しています。島根の自然林では、コゲラ、アオゲラ、オオアカゲラ、アカゲラなどが見られます。

 キツツキのなかま
アカゲラ




コゲラ
キツツキの仲間。スギなどの枯木をつつくことで、中に棲むアリなどを追い出して食べたり、産卵のために4〜5cmの丸い穴をあけます。木をつつくときは、連続的に大きな音を出しますが、これを「ドラミング」と呼んでいます。


サンコウチョウ
スズメと同じくらいの大きさで、尾が非常に長く、目のまわりが青いことが特徴です。とても澄んだ声で鳴き、その鳴き声がツキ(月)、ヒー(日)、ホシ(星)、ホイホイホイと聞こえることから、サンコウチョウ(三光鳥)と名づけられたといわれています。好奇心が強い鳥で、口笛で鳴き声の物まねをすると近くまで飛んでくることがあります。

 サンコウチョウ

   



ホオジロ
草原を主なエサ場としていますが、雌を呼び寄せたりなわばりを宣言するためにさえずるのは木のてっぺんやこずえの先端です。さえずる声は美しく、「一筆啓上仕り候」と聞こえると言われています。

 ホオジロ

     


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自然環境課

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