• 所在地

松江市美保関町（地図【マップonしまね（外部サイト）】）

• 交通案内

1.自動車

道の駅本庄から約１０分北浦方面へ行き、途中、中山三叉路を北に向かい約５分で片江ふれあい会館。その東にある海岸側に３台程度駐車可能。片江ふれあい会館から東へ徒歩１００ｍで「ここは片江」表示の案内看板が見えてくる。その付近の川沿いを南に徒歩約５００ｍで片江古道入口に説明看板が見えてくる。

2.公共交通

ＪＲ松江駅から一畑バス美保関ターミナル行き終点下車、コミュニティバスへ乗り換え、美保関線片江中央下車。「ここは片江」表示の案内看板付近の川沿いを南に徒歩約５００ｍで片江古道入口に説明看板が見えてくる。

• 地域概要

　片江地区にある方結神社から２００ｍ南へ進んだ位置に、古くから先人たちが片江地区と森山地区をつなぐ生活道として使っていた片江古道の入口があります。約２kmの山道を令和３年度に地域住民延べ１５０人が再整備を手掛けました。途中には「方結涛々の滝」（かたえどうどのたき：令和３年に住民で命名）があるほか、住民が設置した「古道の小橋」（こどうのこばし）、昔の棚田の石垣もあります。また、峠には約２６０年前に建立されたお地蔵も発見され、倒木に埋もれていたこのお地蔵を片江地区、森山地区の両住民で再生復活させることができました。

　タブノキ、センダンなど里山の植物も観察することができ、ミツマタ、ヤマザクラ、ヒトリシズカ、ウバユリなど季節ごとの花も楽しむことができます。

　片江古道は、先人たちの日常にもふれながら豊かな自然を感じられる観察路です。