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令和5年度赤名湿地保全活動
○日時:令和5年6月18日(日)9:00~11:30 天候:晴れ
○場所:飯南町下赤名 赤名湿地性植物群落
○参加者:赤名湿地保護育成会、森の案内人、島根県立農林大学校、島根県自然保護レンジャー、一般、飯南町教育委員会、三瓶自然館、島根県
53名
○作業目的
赤名湿地には、ミツガシワ、トキソウ等の湿地性の希少な植物が多く見られます。これらの植物を守るために、陸化を早め、湿地の環境を悪化
させる植物の刈り取りを行います。この時期ヨシ等の丈の高い植物が繁茂してきます。これらの植物を刈り、丈の低い希少な植物に陽の光を当て
て生長を促すことが必要です。
開会!
初夏の赤名湿地保全活動の開会式。地元保護育成会や農業大学校の先生や生徒さん。自然保護レンジャーさん等ボランティアさんに参加いただき、開会式です!!
赤名湿地保護育成会会長、自然環境課より参加いただいたみなさんへご挨拶((。・ω・)。__))ペコリ
三瓶自然館サヒメルの研究員さんからは赤名湿地の作業の重要性、作業の分担・配置、注意点について説明いただきました。
希少な植物が生育している範囲には、刈ってしまわないようにピンクのテープで分かりやすいようにしてあるので、テープの周辺は慎重に手刈をお願いします(*'∀'人)
保全活動開始!!
4年ぶりに6月に開催された赤名湿地保全活動★
草丈が高く見通しの悪い赤名湿地での作業は大変だと分かっていながら、久しぶりの作業はなんだかワクワクします♪ヾ(●'∀'●)ノ♪
草刈り機を使う人、手刈りで刈り進める人。それぞれが担当の場所で作業開始です(*p'∀'q)Fight!!
長尾池の手前には、数年前からセイタカアワダチソウが繁茂し始めており、今年も昨年度の続き、セイタカアワダチソウの駆除を行いました。
刈り取るだけではまた来年も生えてしまうので、根から掘り起こし駆除します┏(^ω^┗)ホイサホイサ♪(←実際はこんなに楽しそうではなく、もっと大変です・・・)
長尾池から奥は、農林大学校の生徒さんが一気に刈り払ってくださいました(*´▽`人)アリガトウ♪
島根県立農林大学校の活動の様子はこちらです→Facebook(外部サイト)
【休憩タイムヾ(´ε`;)ゝ】
暑い時期なので、しっかりと休憩を取ってもらいながらも、サヒメルの研究員さんへの質問タイムが開かれていました((φ(・ω・。)フムフム チラッとカナヘビの姿も~>’)/\m~♪
草刈り機で刈り払われた草は木の周りに集めていきます┗(・o・;)┛
刈られた草をそのままにしてしまうと湿地の陸化が進んでしまう原因になるので、大変だけどとても大切な作業です( ̄^ ̄;)ゞ
保全活動終了!
【作業前】
【作業後】
草丈が高く、見通しが悪かった湿地内は、ボランティアの皆さんのおかげでスッキリ明るくなりました.。.:*・'(*°∇°*)'・*:.。.!!
湿地内に陽が当たるようになり、湿性植物がキレイな花が咲いてくれるのを楽しみに、今年の作業は完了です(*≧∀≦)ゞ
おまけ【赤名湿地の希少な植物】
【R1.6.16】
ハンカイソウ(6月) トキソウ(6月) ノハナショウブ(6月)
リュウキンカ(4月) ミツガシワ(4月) サギソウ(8月)
★赤名湿地ではこれらの植物の他にも様々な植物が生育しています。また、ハッチョウトンボやモリアオガエルなどの生き物も観察することができますd('∀'о)♪
そして今年は、草刈り機での作業にご協力いただいた自然保護レンジャーさんが、作業中にカヤネズミの巣を見つけられました~(C・>チュー
お問い合わせ先
自然環境課
島根県庁 自然環境課 〒690-8501 島根県松江市殿町128番地 東庁舎3階 Tel:0852-22-6172/6517(自然公園管理係) 0852-22-5348/6433(自然公園施設係) 0852-22-5347/6377/6516(自然保護係) 0852-22-5724 (隠岐ジオパーク・自然公園活用推進係) Fax:0852-26-2142 E-mail:shizenkankyo@pref.shimane.lg.jp(代表) shizen-koen@pref.shimane.lg.jp(自然公園許認可担当)