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令和3年度姫逃池カキツバタ保全活動(予定)⇒外来植物除去実施!

○日時:令和3年6月13日(日)9:30〜11:30 天候:雷のち晴れ

○場所:三瓶山北の原 姫逃池

○参加者:三瓶自然館、三瓶自然館インタープリターの会、島根県自然保護レンジャー、一般、島根県

 13名

  

○作業目的

 三瓶山北の原にある姫逃池は浮島や水辺にカキツバタが美しく咲き、昭和43年に県の天然記念物に指定されました。

 十数年前には、池の水が枯渇したこともありましたが、自然再生事業により水面が回復しました。その後は、ボランティアや関係者により草刈り作業などが行われ、

 毎年美しい花を咲かせています。

 この時期はヨシ、ススキ、カンガレイといった背丈の高い植物に覆われ、カキツバタの生長は妨げられてしまいます。草丈が急速に伸びるこの時期に除去すると、

 草の再生を防ぐ効果が高く、丈の高い草を刈り取ることによりカキツバタに陽の光があたり、生育を促します。また、池内の洋種スイレンの除去を行うことで池面の

 確保と植物体堆積による陸化を抑制し、カキツバタの育生環境を改善します。

 

当日・・・

 新型コロナウイルス感染症の影響で令和2年は中止となった姫逃池カキツバタ保全活動でしたが、令和3年度は感染対策を取りながら開催♪

 いざ三瓶へ向かう当日の朝。激しい雷が鳴り響き、安全性を考慮し中止となりました。残念(>艸<。)

 

 その後、雷雨も収まり、せっかく三瓶で集まったということで現地に残っておられた自然保護レンジャーさんや三瓶自然館サヒメル職員さんと

 少人数ではありましたが、急遽「外来植物除去」を行いました(。・ω・)σ⌒*

 

作業の前に・・・

今回の作業で除去する外来植物は、クリーン三瓶でも除去している「ブタナ」です!ブー( ̄(▽▽) ̄)=3

(※クリーン三瓶での活動の様子はこちらをご覧ください)

ブタナとは??

◆ブタナ◆

ブタナ群生 姫逃池のブタナ

ヨーロッパ原産でタンポポによく似た花を付けます。草原環境を好むため、三瓶山での急速な増殖が懸念されており、優先的に除去すべき外来植物です。

身近なところで、道路脇などでもよく見かけます。近年、外来生物法で要注意外来生物に指定されました。

 

根から掘ったブタナ 掘ったブタナは袋に

ブタナは太く長い根を地中深くまで伸ばしています。除去する際は根を残らないよう、しっかり掘り起こし、掘り取ったブタナはビニール袋に入れて、周辺に拡散させないようにします。

外来植物除去開始!!

 北の原全体 姫逃池周辺にもブタナ

 三瓶山北の原には実はたくさんのブタナが生えているんですσ(;)

 

 ブタナ除去のようす2 ブタナ除去のようす 少数精鋭でブタナ除去

 少しでも減って行けば・・と、少数精鋭で除去します(。・ω・。)o"エイ(。・ω・。)o"エイ(`・ω・´)ノ"オー!!

 

 

 除去成果

 約一時間半の作業で45Lのゴミ袋6袋が一杯になりました!!(゚ロ゚屮)屮

 今回の作業で除去できたのはほんの一部かもしれませんが、それでも除去できた分、減ってくれるハズ!!と三瓶山北の原を後にしましたε=ヾ(*・ω・)シ

 

おまけ

この時期、北の原姫逃池周辺にはモリアオガエルの卵塊が見られるようになります(o・∀・o)ノ゙

モリアオガエル

姫逃池のモリアオガエル:令和1年6月9日撮影

 

池の周りのモリアオガエルの卵塊 モリアオガエル 木の上のモリアオガエルの卵塊

ぐるっと姫逃池周辺を歩いてみると、池の周りや木の枝にいくつかの卵塊を確認することができました(Θ‥Θ)ゲコゲコ

モリアオガエルを狙って、姫逃池周辺ではマムシ!が確認されます~>゜)~~~

弱肉強食!!も自然界では大切☆豊かな自然が守られている証拠ですね(´∪`*人)ウレシイ♪

 

 


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