ハッチョウトンボ
えっ、これってトンボ?初めて見る人は目を疑うかもしれませんね。それもそのはず、体長1.7cm〜1.9cmの「ハッチョウトンボ」は、世界で一番小さなトンボのひとつなのです。
なんで「ハッチョウ」かって?それは、愛知県名古屋市付近に流れる矢田川の「八丁畷(はっちょうなわて)」と呼ばれる場所にたくさん生息していたからだそうです。愉快な名前なので、一度で覚えられそうですね。
ハッチョウトンボのオスは、全身が鮮やかな赤色、メスは茶褐色をしています。平地から山地にかけての湿地や休耕田に五月中旬頃から九月中旬頃まで、飛び回りますが、環境が変わるとすぐにいなくなってしまうので「幻のトンボ」とも呼ばれています。
かつてたくさん飛び回っていたあの矢田川は、今はコンクリートで固められ、その姿を見ることはできなくなったそうですが、山陰では、昔ながらの自然が残る湿地でわずかに生息が確認されています。ハッチョウトンボは、自然の良さを計るバロメーターなのでしょうね。
皆さんの周りにいませんか、小さな妖精ハッチョウトンボ。でも、見つけても捕まえないでくださいね。
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ハッチョウトンボ(オス)ハッチョウトンボ(メス)
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「みんなで守る郷土の自然」に選定されているハッチョウトンボ生息地
身近な生活環境の中にも点在している動植物の生息地などの貴重な自然や、地域住民のシンボルとして親しまれている自然環境を、知事が"みんなで守る郷土の自然"として選定しており、次の2箇所はハッチョウトンボの生息地として選定されています。
→布部ハッチョウトンボ生息地 →八代ハッチョウトンボ生息地
そのほかにも、赤名湿地や益田市馬谷など、湿地や休耕田などの生息環境が整っている地域で見ることができますが、生息環境の変化に敏感で、生息地の消失や乾燥化などにより減少傾向が顕著なため、現在「しまねレッドデータブック」(外部サイト)の”準絶滅危惧種”に指定されています。
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りびえーる平成19年6月24日掲載
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