いなかの道をのんびり歩いていると、思わぬところで清らかな小川や、名も知らないかわいい花に出合うことがあります。また、道端にぽつんと立っている道標（みちしるべ）が、その地方の歴史を語りかけてくれるときがあります。こんな忘れられそうなふるさとの美しい自然や文化的遺産を中国５県が中国自然歩道という一本の歩道で結んでいます。

歩道のルートは、国立・国定公園、県立自然公園や史跡・名勝・天然記念物・由緒ある社寺などを通るように結ばれています。総延長は５県全体で２，３０２．６ｋｍ、島根県内は654.5ｋｍです。

シンボルマーク
中国自然歩道のシンボルマークは、カエルを図案化したものです。カエルは、中国地方の山野・人里など広い自然の中に息づき歩道沿線のどこでも身近かに見受けられ、親しみがあり、動きがあってかわいいことから選定されました。中国地方には、モリアオガエルなど学術上貴重なカエルも生息しています。

　中国自然歩道の県内コースは、昭和５８年に供用開始、平成４年に一部路線の見直しを行いました。

　その後、がけ崩れ等による通行止め区間や、旧道（廃道）が発生したため、平成１９年度から全県的に路線の見直しに取り組んでいましたが、平成２１年に路線変更が決定されました。

　◆山口県の中国自然歩道(外部サイト)

　◆鳥取県の中国自然歩道(外部サイト)

　◆広島県の中国自然歩道(外部サイト)

　◆岡山県の中国自然歩道(外部サイト)

　◆中国自然歩道について（「自然大好きクラブ」のページへ）(外部サイト)

　◆長距離自然歩道について（「自然大好きクラブ」のページへ）(外部サイト)

　◆自然大好きクラブ（NATS)(外部サイト)

　◆日本ウォーキング協会(外部サイト)