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1.メロン

(7)原因が明らかでないもの

 症状名:細菌性の病害と思われる症状

作物・品稀メロン・アムス
作型春夏作
撮影年次・場所昭和63年・掛合町
撮影者三木伸次
発4;経過昭和63年、掛合町で同時期、同−生育ステージに多発した。
ハウスサイドに近い部分及び水滴落下部分に多発。子づるの第6葉ぐらいまでを中心に、最初葉縁(溢液部分)からの褐変
 が多く、これが葉脈に沿って広がったり、葉脈に囲まれた褐変が多く見られた。
 末期にはガサガサに乾燥して破れた。
 発生初期はー見べと病、斑点細菌病、褐斑細菌病に似る。
対応したW客及びその後の経過
農試に鑑定を依頼するー方、当初から細菌性のものと疑われたので、町内全域で予防的にべと病と併せジマンダイセン水和剤を散布
 し、症状の目立つ圃場ではカスミンボルドーの散布を行った。全般に生育への支障は無かった。
農試の鑑定でも細菌が検出されたが、病原性の弱いものと判断され、好天が続いた場合には進展は見られなかった。
その他全体に密植、過繁茂、軟弱徒長生育の所で多く、特にこの年は多発したが、次年度以降も散見された。
症状1症状2
資料:「野菜生育障害・病害虫現地診断の手引き」島根県農林水産部、1997年3月


お問い合わせ先

農業技術センター

島根県農業技術センター
〒693-0035 島根県出雲市芦渡町2440
 TEL:0853-22-6708 FAX:0853-21-8380
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