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1.メロン

(3)その他栄養障害と思われる症状

 症状名:葉の黄化症状(原因不明:養分吸収不良の疑いあり)

作物・品種メロン・アムス
作型秋作
撮影年次・場所平成2年10月8日・掛合町
撮影者三木伸次
発生経過耕種概要:播種7/22(9cmポット)、定植8/10(シルバーマルチ)、交配盛期8/28(定植後18日)当初から軟弱徒長な生育であ
 ったが、肥大期以降、下葉〜中位葉にかけて葉脈を残して黄色〜黄白色に脱色する株がハウス全体に発生し、ひどいものは
 株全体が黄化、しおれにより枯死し、収穫に至らなかった。
対応した内容及びその後の経過
既に症状が出た後であり、徴量要素を含んだ葉面散布を行ったが、目立った効果は認められなかった。収穫時に症状の重い株と健全株
 を掘り上げ根群を比べると明らかに差が見られた。
翌年から、地温抑制のため畝上のわらを厚くし、マルチのすそを上げ気味にした。
その他この年は県下各地で同様の症状が多発した。定植後高温が続き、活着不良の上に、地上部の生育が早く、根の張りが追いつかなか
 ったためと思われた。
症状1症状2
資料:「野菜生育障害・病害虫現地診断の手引き」島根県農林水産部、1997年3月


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農業技術センター

島根県農業技術センター
〒693-0035 島根県出雲市芦渡町2440
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