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メロン
銅過剰症(Cu過剰症)
○症状等
根の伸長が妨げられ、生育が抑制される。養液栽培では鉄欠乏を誘発し上位葉の葉脈間の緑がうすくなることがあるが、土耕の場合は地上部に外見的な異常が認められることは少ない。
○発生要因
銅鉱山の近くであるとか銅濃度が高い豚ぷん堆肥を多量に連用するなど、人為的影響で土壌の銅含量が高くなった圃場では、土壌のpHが下がり銅が可溶化したときに過剰害が発生しやすい
○分析データ
健全葉(葉身)の銅濃度はおおむね2〜50ppmで、100ppmより高いと過剰の恐れがある。ただし、キノン銅など銅を含有する農薬が散布してあると、障害とは無関係に分析値が高くなることがあるので判定には注意を要する。
○対策
石灰質資材を施用し土壌のpHを7程度まで矯正すればある程度障害の発生を抑えることができる。
土壌の銅濃度が極めて高い場合は、作土を入れ替えるか客土等によって希釈し銅含量を下げるなどの土木工事が必要である。
○関連資料
お問い合わせ先
農業技術センター
島根県農業技術センター 〒693-0035 島根県出雲市芦渡町2440 TEL:0853-22-6708 FAX:0853-21-8380 nougi@pref.shimane.lg.jp <携帯・スマートフォンのアドレスをご利用の方> 迷惑メール対策等でドメイン指定受信等を設定されている場合に、返信メールが正しく届かない場合があります。 以下のドメインを受信できるように設定をお願いします。 @pref.shimane.lg.jp