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メロン
マグネシウム過剰症(Mg過剰症)
○症状等
マグネシウムの過剰吸収による障害はまれであるが、土壌中あるいは養液栽培の培地中に多量に存在するとカルシウムやカリウムの吸収を阻害し、これらの欠乏症を誘発することがある。
○発生要因
葉枯れ症の発生を防ぐためマグネシウムの施用量が増え、土壌中濃度がかなり高いハウスがみられる。
○分析データ
一般に下位葉の濃度が上位葉より高い。健全葉(葉身)のマグネシウム濃度はおおむね0.5〜2%である。マグネシウム濃度が高いときはカルシウム、カリウムの濃度もチェックする
○対策
土壌のマグネシウム濃度が正常域に下がるまで施用を中止する。
○関連資料
藤本順子・古山光夫:メロン‘アムス’における栄養障害の発生経過,島根農試研究報告,27,1993
お問い合わせ先
農業技術センター
島根県農業技術センター 〒693-0035 島根県出雲市芦渡町2440 TEL:0853-22-6708 FAX:0853-21-8380 nougi@pref.shimane.lg.jp <携帯・スマートフォンのアドレスをご利用の方> 迷惑メール対策等でドメイン指定受信等を設定されている場合に、返信メールが正しく届かない場合があります。 以下のドメインを受信できるように設定をお願いします。 @pref.shimane.lg.jp