作物・品種きゅうり・シャープ1(台木:ニュースーパー雲竜)

作型半促成、ハウス

撮影年次・場所平成5年・出雲市

発生経過障害の発生は収穫開始時期より見られた。症状は下位〜中位の主枝葉に発生し、発生すると黄化し、落葉した。

対応した内容及びその後の経過

作物体の無機成分濃度については障害葉でマンガン濃度がやや高かったが、過剰症が発生するほどでもなく、また症状も異なった(毛

　茸の褐変もなかった)。その他の成分については異常は認められなかった。

養分の過不足による障害とは考えにくかったが、土壌中の加里濃度がかなり高いので、加里肥料を当面減らすことにした。

資料：「野菜生育障害・病害虫現地診断の手引き」島根県農林水産部、1997年3月